シロアリ駆除

【プロが監修】30坪のシロアリ駆除費用は15万〜25万円が相場|工法別の費用内訳・相場を徹底解説

サムネイル シロアリ 駆除 費用30坪​

この記事の監修者

「家とあなたを護る。」害虫・害獣駆除から雨漏り・大規模リフォームまで。一級建築士事務所ならではのワンストップサービスで、大切な家とお客さまの健康を守ります。害虫・害獣駆除、総合リフォーム、外壁の塗装や屋根の葺き替え、雨漏り工事、建築・土木工事に災害復旧工事などワンストップサービスで施工。シロアリの駆除歴15年、対応件数累計18,000件の豊富な実績があり、経験豊富なスタッフがお客様のニーズに合わせて、害虫駆除いたします。

ROY株式会社

「もしかしてシロアリがいるかもしれない」と気になり始めたとき、まず気になるのは費用ではないでしょうか。

1階床面積30坪の戸建てでシロアリ駆除を依頼した場合、費用相場は10万〜30万円が目安となります。ただし、工法の種類や被害の深刻度、建物の構造によって費用は大きく変わる点に注意が必要です。

本記事では、30坪の住宅のシロアリ駆除・予防にかかる費用相場を、工法別にお伝えします。あわせて、費用が高くなりやすい条件や、支払いを抑える方法もまとめました。

※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 薬剤はタケロックアジェンダを採用します。その他の特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。

このような方におすすめ

  • シロアリ駆除にどれくらい費用がかかるか見当がつかない方
  • バリア工法やベイト工法など、工法ごとの違いを知りたい方
  • 悪徳業者に高額請求されないか不安を感じている方

30坪のシロアリ駆除費用の相場はいくら?

30坪のシロアリ駆除費用の相場

1階床面積30坪の住宅でシロアリ駆除をおこなう場合、費用は工法によって10万〜25万円ほどの幅があります。まずは、工法ごとの費用相場と、費用計算の基準となる坪数の考え方をおさえておきましょう。

シロアリ駆除費用相場の全体像

坪数ごとの施工費用の相場は、以下の通りです。

床面積 30坪 40坪 50坪
バリア工法 148,000〜249,000円 174,000〜332,000円 247,000〜415,000円
ベイト工法 120,000〜200,000円 150,000〜250,000円 180,000〜300,000円
穿孔注入処理法

穿孔吹付処理法

148,000〜249,000円 174,000〜332,000円 247,000〜415,000円

上記はあくまでも施工費用であり、トータルでかかる金額は別となる点に注意が必要です。

たとえば、バリア工法は一度施工すると5年間効き目が持続します。一方、ベイト工法は施工後も数ヶ月ごとのメンテナンスが必要で、その都度費用が発生します。

シロアリ駆除工法のうちもっとも主流となっているバリア工法の場合、床面積30坪だと相場は148,000〜249,000円です。

各工法の施工内容や費用の詳細は、次の章でお伝えします。

「30坪」は延べ床面積?1階床面積?費用計算の基準を正しく理解する

シロアリ駆除の施工費用は、工事の種類ごとに計算の仕方が異なる点に注意が必要です。

工事の種類 平均単価
バリア工法 1,000円〜3,000円/㎡
ベイト工法 3,000円〜5,000円/建物の外周長(m)
穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法 1,000円〜3,000円/㎡

ほとんどの工事では、施工対象が「1階の床下」であり、費用計算の基準は1階床面積となります。

1坪=約3.3㎡のため、見積もりが「㎡単価」で表示されている場合は、3.3倍して坪単価に換算してから比較するとよいでしょう。

ベイト工法は住宅の周りを囲むようにシロアリ駆除のための毒餌を設置する工事のため、建物の外周長によって費用が変わります。

シロアリ駆除の代表的な工法は「バリア工法」と「ベイト工法」の2つで、とくにバリア工法はシロアリ駆除・予防の主流として定着しており、駆除工事全体の約9割を占めています。

バリア工法とベイト工法割合

(ROY株式会社 施工実績より作成)

各シロアリ駆除工法の工事内容と費用相場

シロアリ駆除で使われる主な工法は「バリア工法」「ベイト工法」「穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法」の3つです。それぞれの工事内容と費用相場を順番にお伝えします。

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バリア工法

alt_サムネイル バリア工法

バリア工法は、シロアリ駆除・予防においてもっとも一般的で、歴史のある施工方法です。住宅の床下部分の土壌に、シロアリ駆除・予防のための薬剤をまんべんなく散布します。

すでに土中に侵入しているシロアリを駆除すると同時に、新しいシロアリが入り込めない層(バリア層)をつくる工法です。

バリア工法の工事手順

バリア工法の工事は、以下の5ステップで進みます。

手順1)事前調査をおこない、施工計画書を作成する

手順2)床下作業のための準備をおこなう
手順3)木材部分への薬剤散布
手順4)土壌全体への薬剤散布
手順5)床下以外の場所への薬剤注入

事前調査で確認するのは、主に以下の項目です。

  • 対象となる建築物の周囲や、敷地内の状況
  • シロアリの生息が認められる場合、生息場所および被害実態
  • シロアリが移動するためにつくる通路(蟻道)や周辺の植生、材木、廃材など
  • シロアリの活動がおよぶ可能性の高い場所(日当たりの悪い場所、雨漏りのする場所、軒下、台所や風呂場、洗面所、便所などの水周り)

事前調査で、住宅の基礎部分に使われている木材にシロアリ被害が見つかった場合は、被害状況に合わせた処理をおこないます。

専用の機材を用いて、土壌全体にまんべんなく薬剤が染み込むよう散布していくのが次の工程です。

玄関や勝手口、土間など床下の存在しない部分からシロアリの侵入が確認された場合は、該当カ所への薬剤注入も実施します。

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バリア工法の費用

バリア工法の施工費用は1階の床面積によって変わり、以下の式で求められます。

(床面積㎡)×(1㎡あたりの単価)=(バリア工法の施工費用)

1㎡あたりの単価は駆除業者ごとに定められており、平均単価は1,000〜3,000円です。一般的な住宅の床面積ごとの相場は、以下の通りです。

床面積 施工費用
30坪 148,000~249,000円
40坪 174,000~332,000円
50坪 247,000~415,000円

住宅の構造や形状によっても費用は増減するため、上記相場は目安としてお考えください。

ベイト工法

ベイト工法

ベイト工法とは、地中にベイト剤と呼ばれる毒餌を仕込み、シロアリに巣へ持ち帰らせることで、巣そのものの根絶を狙うシロアリ駆除・予防の方法です。

ベイト(bait)は「餌」という意味があり、そこから名前がつけられています。

近年生まれた駆除方法のひとつで、日本では平成14年4月に日本シロアリ対策協会によって、標準の工法として定められました。

ベイト工法

ベイト工法の工事手順

ベイト工法の工事は、以下の4ステップで進みます。

手順1)事前調査をおこない、施工計画書を作成する

手順2)餌を入れた容器の設置場所選定と設置
手順3)定期的に点検をおこない、容器内のシロアリの様子を確認する
手順4)ベイト剤を投与する

バリア工法と同じく、事前調査では主に以下の項目を確認します。

  • 対象となる建築物の周囲や、敷地内の状況
  • シロアリの生息が認められる場合、生息場所および被害実態
  • シロアリが移動するためにつくる通路(蟻道)や周辺の植生、材木、廃材など
  • シロアリの活動がおよぶ可能性の高い場所(日当たりの悪い場所、雨漏りのする場所、軒下、台所や風呂場、洗面所、便所などの水周り)

水周りや日当たりの悪い場所など、シロアリが活動しやすい場所を選定し、建築物の周囲を取り囲むように毒餌を入れた容器を設置するのが次の工程です。

設置後は1〜2ヶ月ごとに点検をおこない、容器内のシロアリの様子を確認します。

容器内にシロアリが確認できた場合は、ベイト剤を投与します。投与後も定期的な点検が必要です。シロアリが食いつかなくなるまで毒餌の補充をおこないます。

ベイト剤が食べられ、なくなってから1年ほど経ってもシロアリが発生しなければ、周辺の巣が根絶されたサインです。

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ベイト工法の費用

ベイト工法の料金は、建物の外周長(メートル)で計算されるのが一般的です。通常のシロアリ駆除が床面積で算出されるのとは異なる、特殊な方式といえるでしょう。

さらに、ベイト工法には最初にかかる設置費用と、継続的に発生するメンテナンス費用の2種類があります。

相場は以下の通りです。

設置費用 3,000円〜5,000円/m
メンテナンス費用 1500円/m(年一回)程度

実際の住宅における費用例は、下記です。

坪数 設置費用 メンテナンス費用

(年一回)

30坪(外周40mの場合) 120,000~200,000円 60,000円
40坪(外周50mの場合) 150,000~250,000円 75,000円
50坪(外周60mの場合) 180,000~300,000円 90,000円

建物外周の長さは、一般的な住宅では(坪数)×(1.2〜1.5)程度が目安となります。

支払いのタイミングは業者によって異なり、1ヶ月ごとに支払うプランや1年ごと、5年ごとのプランなどさまざまです。

駐車場や玄関前など、敷地の一部がコンクリートで覆われている場合は、コンクリートに穴を空ける工事が必要となります。そのぶん、1カ所ごとに追加の工事費用がかかります。

工事費用(1箇所) 15,000円〜18,000円

コンクリート穴あけ

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穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法

穿孔注入 柱

穿孔注入処理法と穿孔吹付処理法は、木材や壁に専用機材で小さな穴を空け、予防駆除剤を注入したり吹き付けたりする施工方法です。

穿孔注入処理法は、木材へ適切な直径のドリルで1/2以上の深さまで穴を空け、予防駆除剤を注入していきます。

床下土台など普段目にしない部分は直径9mm程度、柱や玄関木枠など室内の目につく場所は直径6〜9mmの穴を空けて施工します。

すでにシロアリ侵食にあっている木材や壁面がある場合に、主に採用される工法です。日本で主要な害虫とされているシロアリ4種類のいずれにも効果を発揮します。

本工法はバリア工法の一部として施工されることが多く、薬剤は基本的に床下散布用に調合・希釈したものをそのまま使い、注入量は適量に調整するのが一般的です。

被害が進んでいる木材の場合は薬剤が多く浸透し、被害の浅い木材は薬剤が染み込みにくいため、使用量は少なくなります。

注入方法には、加圧して注入する方法と、圧力を加えない方法の2種類があります。加圧するほうが、木材の中により薬剤が浸透しやすくなる仕組みです。

一方、穿孔吹付処理法は、モルタル仕上げなどの大壁造の壁に直径3〜6mmのドリルで穿孔し、ノズルを挿入して壁の内部にある木材に予防駆除剤を吹き付ける方法です。

穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法の工事手順

穿孔注入処理法および穿孔吹付処理法の工事は、以下の4ステップで進みます。

手順1)事前調査をおこない、施工計画書を作成する

手順2)柱や壁に専用の機材で穴を空ける
手順3)穴から薬剤を注入・散布する
手順4)穴を塞ぎ目立たないように栓をする

穿孔処理によって住宅の強度を下げ、耐震性能を低下させたり、外壁の漏水を引き起こしたりすることがないよう、穿孔カ所や穴の深さ、数については建築士や工務店と十分に相談したうえで施工します。

吹き付け量は、1平米あたり300mLが標準です。

穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法の費用

穿孔注入処理法および穿孔吹付処理法の費用は、バリア工法と同様に平米単価で計算されるのが一般的です。

本工法が単体で実施されることは少なく、バリア工法の施工時にセットでおこなわれるケースが多くあります。そのため、1カ所あたりではなく、平米単価で計算されます。

1㎡あたりの平均単価は1,000〜3,000円ほどです。一般的な住宅の床面積ごとの相場は、以下の通りです。

床面積 施工費用
30坪 148,000~249,000円
40坪 174,000~332,000円
50坪 247,000~415,000円

躯体構造によっては、価格が変動する可能性があります。

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シロアリ駆除費用が高くなるケース

シロアリ駆除の費用は、住宅の状況によって想定よりも高くなる場合があります。代表的なケースは以下の6つです。

  • 被害が広範囲におよんでいる場合
  • 床下に入れない箇所がある場合
  • 床下点検口を新設する場合
  • 浴室が在来工法の場合
  • 築年数が古い住宅の場合
  • 湿度が高くなりやすい周辺環境の場合

被害が広範囲におよんでいる場合

シロアリ被害が広範囲におよんでいる場合

シロアリ被害が広範囲におよぶほど、駆除費用そのものが高くなります。シロアリ駆除の施工費用は平米単価が基本のため、被害面積が広がればそのぶん費用も膨らむのです。

被害が床下全体に広がっている場合、薬剤の散布量が増えるだけでなく、被害木材への穿孔注入処理など追加工程が必要となり、その結果、施工費用が割増になるケースが多いです。

とくに、被害箇所が玄関や浴室下、土間など床下に入れない部分におよんでいると、追加工事が発生することもあります。

さらに、侵食が柱や土台など構造材にまで進行している場合は、駆除費用に加えて大規模な修繕工事が必要です。

柱1本の交換だけでも5〜10万円、床全面の張り替えで50万円以上かかることもあります。

シロアリの侵食は外見からは判断しにくく、床下調査をおこなって初めて全容が判明するケースが多いです。早期発見と早期対策が、トータルコスト削減の最善策です。

床下に入れないカ所がある場合

床下に入れない箇所がある場合

コンクリートで囲われた浴室下や玄関土間部分は床下から直接施工できないため、ドリルで穴を空けて薬剤を注入する特殊な工事が必要です。そのぶん費用が増えます。

1カ所あたり数千〜数万円の追加費用がかかり、穿孔カ所が多いほど総額が増加します。

バリア工法 穿孔注入作業手順

床下点検口を新設する場合

床下点検口

バリア工法の場合、床下への立ち入りが必要となるため、点検口がない住宅では新設工事が発生します。古い住宅や建売住宅には、床下点検口が設置されていないケースも多いです。

また、点検口があっても、床下が基礎で区切られてすべてつながっていない場合は、新しく点検口をつくる必要があります。

点検口の設置費用は、場所により異なりますが1カ所あたり15,000〜45,000円が相場です。建物のつくりや床材次第で工事に必要な工数が変わり、金額にも影響します。

床下収納庫が床下とつながっていたり、畳下の板を外せば床下に降りられたりする場合は、工事不要です。

住宅の見栄え的にどうしても床下点検口をつくりたくない場合は、外側から建物基礎に穴を空けて侵入する方法もあります。ただし、建物の強度が弱まるおそれがあるため、施工会社とよく相談して実施の有無を決め手ください。

浴室が在来工法の場合

浴室が在来工法の場合

近年主流となっている、工場でパーツを生産して組み立てる「ユニットバス」ではなく、コンクリート下地に防水処理を施してタイルや石材を貼り合わせてつくる「在来工法」の場合、シロアリ発生リスクが高まります

在来工法の浴室はタイルの目地や防水層が経年劣化でひび割れ、そこから水が浸み込み、床下の木材や土壌が常に湿った状態になりやすいです。湿気はシロアリを引き寄せる大きな原因となります。

浴室下は構造が複雑で床下に入れないことが多く、ドリルでの穴空けなどが必要なため、施工費用も割高になりがちです。

タイルの目地補修や防水層の補強をおこなわないまま駆除だけを依頼しても、水漏れが続く限り、シロアリが再発しやすい環境は残ったままです。駆除と併せて、修繕も進めるとよいでしょう。

長期的に考えると、在来工法からユニットバスへの交換も、費用を抑えるための選択肢のひとつです。

築年数が古い住宅の場合

空き家

基礎のひび割れや木材の腐朽が進んでいる古い住宅では、施工に時間がかかり、費用も上乗せされることが多いです。

木材の腐朽が進んでいると薬剤の浸透性が変化し、使用量が増える場合もあります。また、腐った箇所の補修が併せて必要なケースもあります。

さらに、古い住宅は床下の通気性が悪かったり、防湿工事が未施工のまま残っていたりするケースも多いです。その場合、薬剤処理とあわせて、換気扇設置や調湿材敷設など床下環境の改善工事が推奨されることもあります。

湿度が高くなりやすい周辺環境の場合

湿度が高くなりやすい周辺環境

シロアリは湿気を好む性質があり、床下の湿度が高くなりやすい住宅ほど被害リスクが高まります。具体的には、以下のような環境にある住宅は湿度が上がりやすいです。

場所 特徴
山の麓 山側からの湧き水や地下水の影響で、床下が常時湿りやすい
元々田んぼだった土地 土壌が水分を保持し続けており、湿度が上がりやすい
窪地 周囲より地盤が低く、雨水が集まりやすいため床下の湿気が高くなりやすい
海沿い 湿った空気が流れ込みやすい

シロアリ駆除の費用を抑える方法

シロアリ駆除業者は見積もり依頼を受けると調査をおこない、結果に基づいた金額を提示します。

提示された金額自体を割引きしてもらうのは難しいものの、工夫次第でトータルの支払いを安く抑えることは可能です。具体的な方法をお伝えします。

  • 確定申告での雑損控除申請
  • 長期契約による割引制度の活用|ベイト工法
  • 駆除業者に依頼せずDIYをする

確定申告での雑損控除申請

シロアリ駆除費用は国税庁により「害虫その他の生物による異常な災害」として認定されており、「災害減免法による所得税の軽減免除」の対象です。

そのため、シロアリ駆除費用は確定申告で「雑損控除」の対象となり、所得税の軽減が受けられます。控除額の計算方法は以下の2通りで、金額が多いほうが適用されます。

  • (損害金額+災害関連支出)-(総所得金額等)×10%
  • (災害関連支出)-5万円

還付申告は5年まで遡及可能なため、すでに支払い済みの方も申請できます。

ただし、駆除ではなく予防にかかった費用は対象外となるため、注意してください。

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先ほど解説したベイト工法では、初期費用に加えてメンテナンス費用が定期的にかかります。

毎月支払いが発生するのが一般的ですが、シロアリ駆除業者によっては、「5年保証」などの名称で一定期間ぶんの金額を一括で支払えるプランがあります

初期費用は上がりますが、総額で考えると長期的にお得になる場合も多いです。

駆除業者に依頼せずDIYをする

毒餌(ベイト剤)や、それを入れる容器などはネット上で購入できます。そのため、毒餌を使った駆除であれば個人によるDIYが可能で、業者に依頼するよりも大幅に施工費用を安く抑えられます。

一般的な住宅の敷地面積約30坪、外周40mの場合、費用感は以下の通りです。

プロによる施工 DIY
初期設置 120,000円〜200,000円 16,000円〜24,000円
2回目以降の設置 40,000円〜60,000円 16,000円〜24,000円

(初期設置費用と同じ)

ただし、シロアリ被害の正確な調査や効果的な駆除方法の選定、硬い土層やコンクリートへの穴空けなど、プロでなければ難しい作業も多いです。

また、一般住宅用のベイト剤は、業者用に比べて殺蟻成分が少なく、効き目が悪いことも考えられます。失敗するリスクも大きいため、DIYするかどうかは慎重に検討しましょう。

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シロアリ被害を放置すると、気づかないうちに住宅の構造部分まで侵食が進み、住まいの安全性を脅かします。具体的なリスクをお伝えします。

シロアリ被害は見えないところで進行する

侵食された木材断面

シロアリは木材の表面ではなく、内部を食べ進める害虫です。柱や土台、床下の構造材を内側から空洞化させるため、被害が進行しても外見では気づきにくいのが特徴です。

内部の侵食が進むと、木材が空洞化して叩いたときに「コンコン」という軽い音が響きます。駆除業者は音の変化を手がかりに、被害状況を診断します。

シロアリ被害がもたらす建物の耐久度低下

倒壊した建物

シロアリによる建物被害は深刻な問題で、侵食された木材の耐力は明らかに下がる傾向があります

野外でシロアリに侵食させた実大材の強度試験では、断面が16%減少した材において、圧縮強度と曲げ強度が約半分にまで低下しました。肉眼的な侵食度よりも、強度低下のほうが激しく進むのです。

1995年に起きた阪神淡路大震災の調査では、全壊した建物のうち多くがシロアリ被害にあっていたと明らかになっています。

淡路大震災_出典_消防防災博物館

出典:平成7年阪神・淡路大震災|消防防災博物館

また、2016年の熊本地震で倒壊した建物のうち、シロアリ被害が原因だったケースもあったと、調査の結果わかりました。

熊本地震_出典_毎日新聞

出典:熊本地震 立ち入り危険建物が3分の1以上|毎日新聞

参考

被害が集中しやすいのは床下基礎の見えない部分

被害が集中しやすいのは床下基礎の見えない部分

シロアリ被害は、普段目にすることのない床下や基礎の周辺に集中しやすい傾向があります

日本でもっとも被害件数が多く、総被害の9割以上を占めるヤマトシロアリとイエシロアリは、地中から基礎のひび割れや配管周りの隙間を通じて侵入してきます。

被害は、基礎から床下、1階の床材や壁、柱へと進行するルートが一般的です。

いずれも普段目にすることのない見えない部分で、気づかないうちに土台や柱が内側から食い荒らされているケースが多く見られます。

具体的に被害が集中しやすいカ所は、以下の通りです。

  • 床下の土台・大引き・根太
  • 1階の柱・間柱・壁内の木材
  • 玄関・浴室・洗面所など水周りに隣接する木部

他の場所も安全ではなく、被害を放置すれば住宅全体が侵食される可能性があります。地面から遠い、2階以上の木部が被害にあうケースも報告されています。

また、鉄骨造やRC造であっても油断は禁物です。内装の木材(フローリング、建具、収納など)や断熱材が侵食された事例も存在します。「木造でないから安心」というのは、思い込みです。

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修繕・リフォーム費用が対策費用よりも高くつく

シロアリ被害が進行すると、修繕やリフォームの費用が、駆除・予防費用をはるかに上回ります

修繕やリフォームにかかる費用は被害内容によって変わりますが、おおよその相場は以下の通りです。

補修場所(1箇所あたり) 相場
床下の補強(腐食した木材の交換など) 20~50万円程度
柱の補強 10~50万円程度
床材の張り替え 100〜200万円程度
柱の交換 100~200万円程度
建物基礎部分の補強 200万円以上
屋根や梁の修繕 200万円以上

建て替えまでいくケースはほとんどなく、多くの場合は被害カ所の補修や補強がメインです。

シロアリ被害が軽微なうちに対策をすれば、大規模な修繕やリフォームは不要です。結果的に、トータルの支出も抑えられます。

まとめ

シロアリ駆除の費用は、工法や被害状況によって大きく変わります。1階床面積30坪の住宅で一般的なバリア工法を採用した場合、相場は148,000〜249,000円が目安です。

床面積 30坪 40坪 50坪
バリア工法 148,000〜249,000円 174,000〜332,000円 247,000〜415,000円
ベイト工法 120,000〜200,000円 150,000〜250,000円 180,000〜300,000円
穿孔注入処理法

穿孔吹付処理法

148,000〜249,000円 174,000〜332,000円 247,000〜415,000円

駆除工法はバリア工法、ベイト工法、穿孔注入処理法の3種類が主流で、シロアリ駆除工事全体の約9割をバリア工法が占めます。即効性があり費用も比較的抑えられるため、まず検討すべき工法です。

費用計算の基準を正しく理解する点も大切です。シロアリ駆除は延べ床面積ではなく1階床面積で金額が決まる仕組みのため、同じ「30坪」でも条件次第で見積もり額は変動します。

被害が床下全体に広がっている住宅や、浴室下や玄関土間など施工しにくい部分を抱える場合、追加工事でコストが上乗せされます。

床下点検口を新しく設置する必要があったり、築年数の古い住宅を所有していたりすると、費用はさらに上がりやすい傾向です。

一方で、支出を抑える方法もいくつかあります。駆除費用は「雑損控除」の対象として確定申告で所得税の軽減を受けられるほか、ベイト工法の長期契約割引やDIYでの施工も選択肢になるでしょう。

「床から音がする」「羽アリが出た」「近所でシロアリ駆除をしていた」など、少しでも不安があれば、まずは無料点検から始めてみましょう

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「家とあなたを護る。」害虫・害獣駆除から雨漏り・大規模リフォームまで。一級建築士事務所ならではのワンストップサービスで、大切な家とお客さまの健康を守ります。害虫・害獣駆除、総合リフォーム、外壁の塗装や屋根の葺き替え、雨漏り工事、建築・土木工事に災害復旧工事などワンストップサービスで施工。シロアリの駆除歴15年、対応件数累計18,000件の豊富な実績があり、経験豊富なスタッフがお客様のニーズに合わせて、害虫駆除いたします。

ROY株式会社

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※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
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シロアリお助け本舗編集部

シロアリお助け本舗編集部は、
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