「ハッカ油でシロアリを予防できる」という話を聞いて、試してみたい方もいるでしょう。
ハッカ油はシロアリ対策に効果が期待できるものの、寄せ付けにくくする忌避効果しかなく、駆除まではできません。住宅のシロアリ被害を完全には防げないため要注意です。
本記事では、ハッカ油の効果や使い方、シロアリ対策として使うメリットとデメリットを解説します。
住宅をシロアリから守る方法を知りたい方は、最後までお読みください。

※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 使用する薬剤は加盟店ごとに異なります。特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。
このような方にオススメ
- ハッカ油がシロアリ対策として本当に効果があるのか知りたい方
- 天然由来のシロアリ対策を試してみたい方
- 専門業社への依頼が必要なのか判断したい方
Contents
ハッカ油はシロアリ対策に効果がある?結論と知っておきたい基礎知識
ハッカ油は、シロアリを寄せ付けにくくする予防策として期待できるものの、効果は限定的です。ハッカ油の成分と期待できる効果、関連するシロアリの性質を解説します。
ハッカ油とは

ハッカ油は、シソ科ハッカ属のニホンハッカからつくられた精油です。乾燥させた葉を水蒸気で蒸留してつくられます。
ハッカ油は、スーッとする清涼感のある香りと、触れたときのひんやりした冷感が特徴で、これは主成分のテルペン類「l-メントール」に由来しています。
また、ハッカと混合されがちなミントは、シソ科ハッカ属(Mentha属)の総称です。ミントの中に、ニホンハッカが含まれるという分類になっています。
ハッカ属には、ペパーミントやスペアミントもあり、それぞれ「ペパーミントオイル」「スペアミントオイル」として使用されています。
なかでも、ニホンハッカが原料のハッカ油は、メントール含有量が高く、虫よけスプレーやマウスウォッシュ、掃除用クリーナー、入浴剤など、身近なところでよく使われています。
シロアリにハッカ油が効くとされる仕組み
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ハッカ油に含まれるメントールの強い香りは、人間にとっては爽快感のある香りです。
しかし、シロアリのように視覚がほとんど機能しておらず、嗅覚が発達した昆虫にとっては強い刺激となります。
市販の虫よけスプレーの多くにメントールが使われているのはこのためです。
2023年の研究では、ミント類精油がシロアリに対し毒性があるとわかっています。
また、メントールがシロアリの神経伝達に関わるアセチルコリンエステラーゼ(AChE)を阻害することで、シロアリの神経が過剰に興奮した状態が続き死に至ることが報告されました。
従来考えられていた、「強い香りによる忌避」だけでなく、高濃度であれば市販の殺虫剤に近い作用があるとわかったのです。
ただし、研究の対象は中国産の地下シロアリ(Reticulitermes dabieshanensis)であり、日本で主に被害をおよぼしているヤマトシロアリやイエシロアリではありません。
また、密閉容器の中でのデータであり、住宅の床下のような開放された環境での再現性は不明です。
ハッカ油を使ったシロアリ対策のメリット

シロアリ予防でハッカ油が注目される理由は、手軽さと扱いやすさにあります。天然由来の安全性や入手しやすさ、対象となる虫の種類などについて解説します。
天然由来で人体への刺激が比較的少ない

一般的なシロアリ駆除剤には、化学薬剤が使用されていますが、ハッカ油は植物から抽出した精油です。
マウスウォッシュや香料のような製品に使われており、適切に希釈すれば、人体への刺激はほとんどありません。
ただし、ハッカ油の原液は刺激が強く、使用量や希釈濃度を誤ると、皮膚への接触でアレルギー反応を引き起こしたり、液体の吸引で呼吸器障害が生じる可能性があります。
また、ハッカ油は引火性液体であり、近くに火があると燃えてしまいます。使用時は火気厳禁です。
安価で入手しやすい

ハッカ油は数百円程度で、ドラッグストアやホームセンター、通販サイトで手軽に購入できます。具体的な商品の値段は「ハッカ油」をご参照ください。
販売されているハッカ油は小瓶で容量が少ないものが多いため、割高に見えるかもしれません。しかし、1回あたりの使用量は数滴で、小瓶1個でも長持ちします。
また、ハッカ油には、医薬品と雑貨の2種類あります。医薬品は、病気の治療や予防に用いられたり、人体に影響をおよぼすもので、製造には許可が必要です。パッケージに「日本薬局方」「日局」「J」「P」のいずれかの表記があります。
一方で、雑貨は医薬品に該当せず、法律による規制もないため、製造に許可も要りません。
医薬品は主に薬局で販売されており、雑貨のハッカ油は雑貨店やアロマ店などで取り扱われています。雑貨は成分表記がないものもあるため、内容物が気になる方は表記のあるものを購入しましょう。
シロアリ以外の害虫にも忌避効果が期待できる

ハッカ油の忌避効果はシロアリに限った話ではありません。蚊やコバエ、ゴキブリ、ムカデ、クロアリなど、さまざまな害虫がメントールの刺激臭を苦手としており、忌避効果が期待できます。
ハッカ油のメーカーは、ハッカ油を網戸や衣服、台所などにスプレーする使い方をおすすめしています。
ただし、幅広い害虫に忌避効果はある一方で、シロアリ専用の忌避剤や駆除剤と比較すると効果は落ち、完全に侵入を防げるわけではありません。
揮発性の化学薬剤に抵抗がある住宅でも使いやすい

シロアリ駆除用のスプレーなど市販されていますが、生活スペースに揮発性の化学薬剤を使うのに抵抗がある方もいるでしょう。
ハッカ油は自然由来の成分であり人体への影響が小さいです。香りも清涼感があり、採り入れやすいです。
ハッカ油によるシロアリ対策の注意点とデメリット
ハッカ油は安価で手軽に手に入りますが、シロアリ対策としては限界があります。ハッカ油の効果や特性を正しく理解しないまま使うと、シロアリ被害を防げません。
ハッカ油を使用する前に、知っておくべき注意点やデメリットを解説します。
効果の科学的な裏づけが限定的
ハッカ油にシロアリの忌避効果や毒性を示す研究はあるものの、その効果は限定的です。
シロアリに対して科学的に効果のある薬剤は、公益社団法人日本しろあり対策協会が認定しており、ハッカ油は対象ではありません。
ハッカ油の忌避効果は、どの程度の濃度でどれくらいの範囲まで効果がおよぶのかといったデータに乏しいのが現状です。
駆除効果はなく予防どまり
ハッカ油で期待される効果はあくまで忌避作用であり、駆除できるわけではありません。
メントールの強い香りによって、シロアリを寄せ付けにくくするだけで、すでに住宅内に侵入したシロアリを死滅させることはできないのです。
シロアリ被害が疑われる場合は、速やかに専門業者へ相談しましょう。
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揮発が早く効果が長続きしない
ハッカ油は揮発性が高く、屋外や風通しのよい場所はもちろん、屋内でも揮発して効果がすぐに薄れてしまいます。
そのため、長時間シロアリ予防効果を持続させるには、ハッカ油をこまめにスプレーしなければなりません。
一般的に精油の揮発時間は数時間であり、なかでもハッカ油は揮発が早く、約1〜2時間で効果がなくなるため、2時間に1回以上の散布が必要です。
ペットがいる住宅では使えない
ハッカ油の香りは人間には心地よく感じられるかもしれませんが、嗅覚の鋭い動物にとっては刺激が強すぎて、ストレスや中毒の原因です。
とくに、猫は精油成分を解毒する酵素の働きが弱く、呼吸により吸収した成分が体内へ蓄積され中毒を起こす可能性が高いです。
犬や鳥は猫と異なり、ハッカ油での中毒症状は報告されていませんが、あまり香りが強くなるとストレスが大きくなり、健康を害する可能性があります。
フローリングのシミやプラスチック溶解のリスクがある
ハッカ油が床や壁などに付着すると、油分によって変色してしまう場合があります。そのため、使用する際は、必ず適切に希釈して、変色しても目立たない部屋の隅などで試してから散布しましょう。
また、ハッカ油に含まれる成分のリモネンは一部のプラスチックを溶かす性質があります。
スプレー容器はポリスチレン(PS)製を避け、ガラス製やポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)の容器を選びましょう。
ハッカ油と一般的なシロアリ防除剤の違い
シロアリ対策の薬剤は、ネオニコチノイド系やピレスロイド系などの殺虫剤が一般的です。ハッカ油との違いについて解説します。
| ハッカ油(精油系) | 一般的な防除剤 | |
| 効果 | シロアリを香りで寄せ付けにくくする | シロアリを死滅させる |
| 主な成分 | l-メントール メントン リモネン ピネン |
ネオニコチノイド系(イミダクロプリド、クロチアニジン、ジノテフランなど)
ピレスロイド系(ビフェントリン、ペルメトリンなど) |
| 用途 | 手の届く範囲の手軽な虫よけ | 木部への穿孔注入処理
土壌全体など広範囲への散布 |
| 持続 | 1〜2時間 | 5年 |
効果の仕組みの違い|忌避と致死
ハッカ油とシロアリ防除剤は効果が大きく異なります。専門業者が使用するシロアリ防除剤は、シロアリに接触または摂食させることで神経系に作用し死滅させる「致死」性の薬剤です。
一方、ハッカ油はシロアリの駆除はできません。メントールの強い香りでシロアリを寄せ付けにくくする「忌避」作用しかありません。
使用用途の違い|手軽な予防と確実な防除
ハッカ油は人の手が届く範囲に散布するもので、身の回りの場所に使う手軽な虫よけに過ぎません。
一方で、シロアリ防除剤は、穿孔注入処理によってシロアリが潜む木材に穴を空けて内部に注入したり、土壌に散布したりと、本格的な駆除と予防の工事に使われます。
持続期間の違い|数時間と5年
ハッカ油は1〜2時間で香りが薄れてしまうため、効果を持続させるには、たびたび散布する必要があるほか、スプレーも徐々に香りがなくなってしまうため、1週間程度でつくり変えなければなりません。
一方で、日本しろあり対策協会が認定した防除剤は長いもので約5年間効果が持続します。
代表的な薬剤に、ネオニコチノイド系のイミダクロプリドを主成分とする「ハチクサン水和顆粒」やピレスロイド系のビフェントリンを主成分とする「コシイアリピレス乳剤」などがあり、両方とも同協会の認定薬剤です。
ハッカ油を使ったシロアリ対策のDIY手順

ハッカ油スプレーはつくりやすいものの、材料をただ混ぜればいいわけではありません。自分でスプレーをつくる手順や注意点、効果を長持ちさせる工夫を併せて紹介します。
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手順1:必要な道具や材料をそろえる

ハッカ油でシロアリ対策をするのに必要なものは以下の通りです。いずれも、ドラッグストアやホームセンター、通販で手に入ります。
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ハッカ油スプレーは揮発により香りがなくなってしまうため、1週間程度で使い切れる量をつくります。
具体的には、ハッカ油3〜4滴、無水エタノール10mL、水90mLの分量がおすすめです。
ハッカ油
ハッカ油を選ぶ際は、「食品添加物」として流通しているものがおすすめです。万が一口に入ったり吸い込んだりしてしまっても、人体にとって安全だからです。
また、虫よけ効果を少しでも強めたいなら、メントールを多く含有している製品を選びましょう。
ハッカ油は小瓶に入ったタイプが多く販売されており、20mLほどで380円からと手頃です。大容量の製品もありますが、1回の使用量は3〜4滴であるため、小瓶1本で十分です。
健栄製薬 ハッカ油P 20mL 滴下式
健栄製薬のハッカ油は全国のドラッグストアで入手できる定番商品です。日本薬局方品であり、メントールは30%以上含有、食品添加物としても使用できます。
20mLの小瓶のほか、10mLのスプレータイプも販売されています。虫よけのスプレーをつくるなら、小瓶を選んだ方が使いやすく、おすすめです。
大洋製薬 食品添加物 和種 ハッカ油 20mL
大洋製薬のハッカ油は和種ハッカを水蒸気蒸留して精製した製品です。医薬品ではないものの、メントールは30%以上含有されています。
無水エタノール
ハッカ油は油の一種であり、水に溶けにくいです。無水エタノールを混ぜることで、水に溶けやすくなります。無水エタノールとは、水分をほとんど含まないエタノールのことです。
一般的な消毒に使われるエタノールがアルコール濃度76.9〜81.4%であるのに対し、無水エタノールはアルコール濃度99.5%以上と、濃度が非常に高いことがわかります。
価格は100mLで900円程度から販売されています。
無水エタノールなしでも、ハッカ油のスプレーは作成可能です。ただし、使用するたびによく振って混ぜる必要があります。
注意点は、無水エタノールは純度の高いアルコールであり、引火しやすいことです。
製品表示に「他の容器に入れかえないでください」と書かれていることが多いですが、原液を別容器で保管することでの誤用防止や品質保持を目的とした表記です。
スプレーの材料として使うことを禁じるものではありません。
健栄製薬 無水エタノールP
健栄製薬の無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有しています。ハッカ油の原液を溶かして混ぜやすくするのに最適です。
間違われやすい製品として、同社の「無水エタノールIP」があります。こちらはイソプロパノールを使用しており、脱脂作用や臭気が強いため、ハッカ油スプレーに不向きで、掃除用途に特化しています。
ボトルの容量が多めであるため、ハッカ油のスプレーをつくっても余るかもしれません。そんなときは、掃除や、容器の匂いとりに使うとよいでしょう。
公式でも、さまざまな使い方を紹介しているため、困ったときは参考にしてみてください。
大洋製薬 植物発酵エタノール無水
大洋製薬の植物発酵エタノール(無水)は、サトウキビを発酵させて製造したエタノール99.5vol%以上を含有しています。
エタノールであるものの、匂いがきつくなく、香りをブレンドしやすいのが特徴です。ハッカ油のような香料の溶剤に使うのはもちろん、手づくり化粧水や精密機械のクリーニングなどにも使用できます。
スプレー容器
スプレー容器はポリスチレン製を使うと、リモネンやエタノールにより変質し、溶ける可能性があります。
そのため、容器はガラス製やポリプロピレン製(PP)、ポリエチレン製(PE)を選びましょう。また、精油は光で劣化するため、遮光タイプのボトルを選ぶと、品質を保ちやすいです。
インセント 青色ガラススプレーボトル 50mL
インセントのガラススプレーボトルは、材質がガラスとPPから構成されるため、容器が溶けず安心して使えます。また、ハッカ油は光や紫外線によって劣化するため、遮光瓶なのも、品質をキープするうえでおすすめです。
容量は50mLで、大きさも幅42mm、高さ118mmと小型で扱いやすく、少量ずつ使い切りやすいです。
スプレーボトル アルコール対応 100mL
材質はポリプロピレン(PP)とポリエチレンテレフタレート(PET)ですが、アルコール対応であるため、容器は溶けません。遮光容器でもあり、光による品質も劣化も防げます。
また、漏斗も付属しており、液体を入れやすいです。
手順2:ハッカ油スプレーを調製する

ハッカ油スプレーを調製する際は、混ぜる順序が肝心です。まず容器に無水エタノール10mLを入れ、そこへハッカ油3〜4滴を加えて混ぜます。
先に水を入れてしまうと分離しやすいため、無水エタノールとハッカ油を十分に混ぜてから、水90mLを追加してください。エタノールと水の割合は1:9が標準です。
エタノールが少なすぎると、ハッカ油が十分溶けず分離します。反対にエタノールが多すぎると、揮発が早くなり香りも消えやすいです。
刺激が強すぎる、散布カ所がシミになったといった場合はハッカ油の量を減らし、とくに問題なければ増やすなど調整してください。
ハッカ油スプレーは適切な割合でつくっても、時間とともにハッカ油が揮発してしまいます。面倒でも、つくり置きはせずに1週間で使い切れる程度の量をつくりましょう。
手順3:基礎まわりと侵入経路に散布する

ハッカ油スプレーはシロアリの侵入経路に散布しましょう。浴室や洗面所といった水回り、玄関に散布してください。
屋外だと、建物の基礎まわりや玄関先、勝手口など、地面と建物の境あたりを中心に吹きかけましょう。
ただし、屋外は雨がかかりやすいため、効果があまり長持ちしません。雨上がりに散布し直すことで対策してください。
シミなどが気になってハッカ油スプレーを使いにくい場所では、小皿にハッカ油の原液を3〜4滴垂らしておくと香りによる忌避効果が期待できます。
手順4:効果が薄れる前につくり直す

ハッカ油スプレーは、香りが薄れると忌避効果も落ちてしまいます。そのため、数日〜1週間を目安につくり直す必要があります。
一方で、シロアリ駆除業者による予防処理は、専用薬剤を木部と土壌に施工するものです。効果が約5年続くため、たびたび撒き直さなくても、住宅全体を守れます。
ハッカ油スプレーのつくり直しを続ける負担や、忌避効果に不安を感じたら、プロにご相談ください。シロアリお助け本舗では、無料の床下診断と無料相談を実施しています。

ハッカ油の防虫以外の活用法
シロアリ予防を目的にハッカ油を購入してスプレーをつくっても、消費量が少ないため、余ってしまうかもしれません。
ハッカ油は虫よけ以外にも活用法がいくつかあります。身の回りの品に活かす方法を紹介するため、ぜひ採り入れてみてください。
夏の暑さ対策や入浴(ハッカ湯)

ハッカ油は、寝室や入浴時の暑さ対策に使えます。
夏の寝苦しい夜でもハッカ油スプレーを首筋や寝具に吹きかけると不快感が軽減され、入浴時にハッカ油をお風呂に1〜2滴落とすと、湯上がりに肌がひんやりします。
これは、ハッカ油に含まれるメントールが皮膚のTRPM8(冷受容体)を刺激して、「冷たい」と感じさせるためです。
ただし、脳が「冷たい」と認識しているだけで、実際に体温が下がっているわけではありません。ハッカ油に過度に頼るのではなく、クーラーなどで温度調節をしたうえで、補助的に使うとよいでしょう。
また、ハッカ油を高濃度の状態で使用すると、ひんやりを通り越して痛みやしみる感覚に変わってしまうため、様子を見ながら数滴ずつ使ってください。
部屋、玄関、トイレの消臭と芳香

ハッカ油は清涼感のある香りだけでなく、メントールの抗菌作用による消臭効果も期待できます。
例えば、小皿やコットンにハッカ油を数滴垂らして置くと、玄関やトイレなどの消臭と芳香に使えます。また、台所では生ゴミや三角コーナー、排水溝まわりの匂い対策にも有効です。
天然由来のハッカの香りで消臭できるため、市販の消臭剤や芳香剤の合成香料が苦手な方におすすめです。
マスクやハンカチでのリフレッシュ

マスクの外側にハッカ油スプレーを1プッシュすると、鼻まわりがスッキリします。また、ハンカチに1滴垂らしておくと、外出先で手軽に香りを楽しめて、リフレッシュできます。
ただし、メントールが刺激となるため、原液が肌や粘膜に直接あたらないようにしてください。
ハッカ油に代わるシロアリ対策
ハッカ油によるシロアリ対策は手軽なものの、万全ではありません。あくまで忌避効果を期待するもので、すでにシロアリに侵入されている場合は別の対策が必要です。
シロアリから長期的に住宅を守るにはプロによる防除工事がおすすめです。代表的な工法である、バリア工法とベイト工法について解説します。
バリア工法で地面からの侵入を防ぐ

日本に生息するヤマトシロアリとイエシロアリは「地下シロアリ」と呼ばれ、基本的に土壌中に巣をつくり、地中から基礎をつたって建物内部の木材に到達します。

日本国内におけるシロアリ被害のうち99.7%はヤマトシロアリとイエシロアリによるものです。

バリア工法では、床下の土壌面に薬剤(ネオニコチノイド系、ピレスロイド系など)を散布します。
それによって、土壌に潜むシロアリの駆除と同時に、新しい侵入を防ぐためのバリア層を形成するのです。
施工後すぐに効果が現れ、その効果は薬剤にもよりますが、基本的には5年間持続します。
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ベイト工法で巣ごとの壊滅を狙う

ベイト工法は、建物の外周にベイトステーション(毒餌を入れた容器)を一定間隔で埋設する工法です。シロアリが毒餌を巣に持ち帰ることで、巣全体を壊滅させます。
バリア工法がシロアリを侵入させないのに対し、ベイト工法は巣ごと全滅させるアプローチです。
床下に作業者が入れない建物や、住人が化学物質過敏症の場合は、バリア工法が使えず、ベイト工法が有効です。
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まとめ
ハッカ油は、日々の暮らしの中で気軽に採り入れられるシロアリ予防策です。安価で手に入りやすく、天然由来で扱いやすいうえ、シロアリ以外の害虫にも効果が期待できる点は魅力です。
ただし、ハッカ油には駆除効果はありません。また、精油は揮発が早く効果も持続しないため、たびたび散布も必要となります。
ハッカ油はあくまでシロアリ予防の補助程度に活用し、本格的な予防と駆除は専門業者に依頼しましょう。
すでに羽アリを見かけた、床がきしむ、床下の湿気が気になるといった兆候がある場合は、自己判断で様子を見るのではなく一刻も早い点検をおすすめします。
シロアリお助け本舗では、無料診断と無料相談を実施中です。シロアリが心配な方は、お気軽にご相談ください。
※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 使用する薬剤は加盟店ごとに異なります。特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。







