杉で建てられた住宅やフローリングを使用していて、「シロアリ被害にあいやすいのでは?」と不安に感じていませんか。
杉の耐蟻性(たいぎせい)は「中」に分類され、心材(赤身)は辺材(白太)より耐蟻性が高いです。

とくに杉はやわらかい木材で、辺材にはシロアリを遠ざける成分が少ないため、湿気が多い環境や土壌と接する状態では被害が進行しやすくなります。
ただし、杉だから必ずシロアリ被害にあうというわけではありません。杉の性質を正しく理解し、適切な防蟻対策や湿気対策をおこなうことで、被害リスクを抑えられます。
この記事では、杉の特徴や種類、耐蟻性の実態、ヒノキとヒバの比較、シロアリ被害にあいやすい理由を解説するとともに、杉を使用した住宅や家具で実践したいシロアリ対策や、自宅でできる被害チェックのポイントを紹介します。

※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 使用する薬剤は加盟店ごとに異なります。特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。
このような方におすすめ
- 杉はシロアリに強いのか知りたい方
- 杉の建材や家具のシロアリ対策について知りたい方
- シロアリ被害のチェック方法を知りたい方
Contents
杉(スギ)はシロアリに強いのか
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杉は住宅の柱や土台、フローリングなどに広く使われる木材です。
杉の耐蟻性は「中」に分類されますが、木材の耐蟻性だけでシロアリ被害のあいやすさは決まりません。使用する部位や防蟻処理、湿気の管理によって被害リスクは大きく変わります。
シロアリは杉を食べるのか
シロアリは木材を餌としており、住宅の柱や土台に使われる杉も侵食の対象になります。
杉は日本の人工林面積の約45%を占める代表的な木材です。住宅で広く使われる木材だからこそ、シロアリ被害のリスクや適切な対策を理解しておくことが大切です。
シロアリは一般的に、やわらかく密度の低い木材を好む傾向があります。
木材の硬さや密度を示す目安である気乾比重(きかんひじゅう)が小さいほど侵食されやすく、杉は針葉樹のなかで軽くやわらかい部類に入ります。
| 木材の種類 | 気乾比重の目安(g/cm³) | 硬さの傾向 |
| 杉 | 約0.30〜0.40 | やわらかい |
| パイン(マツ類) | 約0.42〜0.55 | やわらかい〜中程度 |
| ヒノキ | 約0.34〜0.54 | 中程度 |
| ヒバ | 約0.41〜0.49 | 中程度 |
| ナラ(広葉樹) | 約0.65〜0.75 | 硬い |
| ケヤキ(広葉樹) | 約0.62〜0.69 | 硬い |
参考
杉の耐蟻性は「中」だが心材と辺材で差が大きい

木材の耐蟻性は高・中・低の3段階に分類され、杉はヒノキやツガ、カラマツと同じ「中」に位置付けられています。
ただし、この評価は杉全体の傾向を示したもので、同じ杉でも心材(赤身)と辺材(白太)では耐蟻性に大きな違いがあります。
辺材(白太)は水分や養分を運ぶ役割を担う部分で、心材に比べて防蟻成分が少ないため、シロアリの被害にあいやすいです。
一方、心材(赤身)はシロアリを遠ざける働きがある精油を多く含むため、辺材より被害にあいにくいことが特徴です。
つまり、杉はシロアリに強い木材、弱い木材と一概にはいえず、使用する部位や防蟻処理の有無によって被害リスクが変わります。
シロアリの主食は木材に含まれる「セルロース」
シロアリは木材に含まれるセルロースやヘミセルロースを栄養源として生活しています。セルロースは植物の細胞壁を構成する成分で、住宅内では以下に含まれ、いずれもシロアリの餌になります。
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シロアリは紙類や畳も餌にしますが、木造住宅では木材がもっとも多く使われており、柱や土台、床材などの建材で被害が発生しやすいです。
シロアリ特有の木材を消化する仕組み
シロアリは木材の主成分であるセルロースを強靭な大顎でかじり取り、前腸内の突起で細かく砕きながら体内へ取り込みます。このとき、木片の多くは消化されないまま後腸へ送られます。
後腸には20〜300µmほどの原生生物が数万個体も共生しており、セルロースを分解、発酵して生成された酢酸が、シロアリの主要なエネルギー源です。
杉(スギ)とは
杉は軽くて加工しやすく、柱や梁、床材、内装材などさまざまな用途で利用されています。
一方で、同じ杉でも心材(赤身)と辺材(白太)では耐久性や防虫性に差があります。シロアリ対策を考えるうえでも、まずは杉の特徴や木材としての性能を理解しておきましょう。
杉の特徴

杉はヒノキ科スギ属の針葉樹で、青森県から屋久島まで広く分布する日本固有の樹木です。成長が早く、木目がまっすぐで加工しやすいため、古くから建築材として利用されてきました。
心材(赤身)は赤みのある茶色、辺材(白太)は白っぽい色をしており、見た目で区別しやすいことも杉の特徴です。
また、爽やかな木の香りがあり、軽くて扱いやすい木材です。
一方、材質はやわらかく、傷が付きやすい性質があります。強度はヒノキよりやや低いですが、柱や構造材として十分活用可能です。
流通する杉の種類
| 名称 | 産地・分類 | 特徴 |
| 秋田杉 | 秋田県 | 年輪が細かく均一で木目が美しく、建築や建具の良材とされる |
| 吉野杉 | 奈良県吉野地方 | 密に植えて育て年輪が緻密で、酒樽(樽丸)などに使われる |
| 日田杉 | 大分県日田地方 | 成長が早く色味が均一で、内装材や構造材に広く使われる |
| 屋久杉 | 鹿児島県屋久島 | 樹齢1000年を超える天然杉で、樹脂分が多く希少 |
杉には秋田杉や吉野杉、日田杉、屋久杉など産地ごとのブランドがあり、それぞれ木目や色味に違いがあります。
また、育つ地域によって木目に違いがあり、太平洋側で育つ「表杉」はまっすぐな木目、日本海側で育つ「裏杉」は曲がりのある木目が特徴です。
さらに、産地や育つ地域とは別に、心材の色合いによっても分類されます。赤みが強いものは「赤心」、黒みを帯びたものは「黒心」です。

心材(赤身)と辺材(白太)が混在する「源平材(げんぺいざい)」と呼ばれる木材も流通しており、赤身と白太のコントラストが美しく、内装材や家具にも使われています。
ただし、源平材はシロアリに強い心材と弱い辺材が同時に含まれるため、白太部分から被害が始まりやすい点に注意が必要です。
杉(スギ)がシロアリに弱い理由
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杉がシロアリ被害にあう理由は、木材の性質が関係しています。木材の部位や特徴によって、シロアリへの強さは異なります。
杉の辺材(白太)は防蟻成分をほとんど含まない

杉の心材(赤身)には、δ-カジネンをはじめとするテルペン類の精油成分が含まれています。これらの成分には抗菌性や防蟻性があり、シロアリを寄せ付けにくくする効果があります。
一方、辺材(白太)にはほとんど含まれていません。そのため、同じ杉でも辺材はシロアリに弱いです。
ただし、杉は心材であっても、ヒノキやヒバほど防虫成分が強いわけではなく、被害を完全に防げるわけではありません。
やわらかくシロアリが侵食しやすい

杉はやわらかく、シロアリにとって侵食しやすい木材です。
とくに、日本で住宅に被害を与える4種類のシロアリのうち、アメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリは乾燥した木材を侵食し、杉やヒノキへの被害も確認されています。
住宅の構造材だけでなく、家具や建具にも被害がおよぶため注意が必要です。加工しやすさという杉の長所は、シロアリにとっての食べやすさにもつながっています。
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杉(スギ)・ヒノキ・ヒバの耐蟻性の比較
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杉の耐蟻性を正しく理解するには、住宅でよく使われるヒノキやヒバとの違いを知ることも大切です。これらは同じ針葉樹ですが、心材に含まれる成分や木材の性質が異なり、シロアリへの耐性にも差があります。
3種類の木材の耐蟻性|杉、ヒノキは「中」、ヒバは「高」
木材の耐蟻性は、心材に含まれる化学成分と木材そのものの性質によって決まります。
日本産材の耐蟻性は、「高・中・低」の3段階に分類され、杉とヒノキは「中」、ヒバは「高」に位置付けられています。
| 木材の種類 | 含まれる成分 | 強度(5%下限値) |
| 杉 | δ-カジネンなど | 26.4 |
| ヒノキ | ヒノキオール、α-カジノール、ピネンなど | 35.5 |
| ヒバ | ヒノキチオール、β-ドラブリン、など | 29.7 |
ヒバやヒノキは防虫成分を豊富に含むため、一般的にヒバ > ヒノキ > 杉の順で耐蟻性が高いです。
ただし、この比較は心材同士のものであり、辺材(白太)はどの木材でもシロアリ被害にあいやすくなります。
また、住宅用木材を比較する際は、耐蟻性だけでなく強度も重要です。
強度は、「5%下限値」で比較されます。「5%下限値」とは、木材全体の95%がその数値以上の強度をもつことを示す指標のことで、構造材の強度を評価する際に用いられます。
杉の強度は26.4で、ヒノキやヒバより低い数値です。
杉はヒバやヒノキと比べて、耐蟻性と強度の両面で劣る木材です。
杉(スギ)の住宅で知っておきたいシロアリ対策
杉は適切な管理をおこなえば、住宅用木材として十分に活用できます。大切なのは、木材の特徴を理解したうえで侵入しにくい環境を維持することです。杉が使われている住宅で実践したいシロアリ対策を紹介します。
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自宅に使われている木材を確認する
まずは、自宅のどこに杉が使われているのかを把握しましょう。使用されている木材は、以下の資料を確認してみてください。
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新築住宅では、設計図書や仕様書に土台、柱、梁などの木材の種類が記載されていることがあります。また、住宅瑕疵担保責任保険の検査記録から、防蟻処理の内容を確認できるケースもあります。
書類が手元にないときは、施工した工務店やハウスメーカー、不動産会社へ問い合わせてみましょう。
それでもわからない場合は、シロアリ駆除業者やホームインスペクターに床下調査を依頼する方法があります。専門家であれば、使用木材の種類や心材と辺材の割合、防蟻処理がされているかどうかも確認してもらえます。
心材(赤身)を選び防蟻処理をおこなう
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杉は心材と辺材で耐蟻性に大きな差があります。
注文住宅やリフォームで杉を使用する場合は、土台や水回りなどシロアリの被害にあいやすい部分には、心材(赤身)の割合が多い材を使用できるか、施工会社へ確認、相談しましょう。
あわせて、防蟻処理も重要です。新築では、薬剤を木材内部まで浸透させる加圧注入処理材が使われます。薬剤が流れ落ちにくく、防蟻効果が長期間持続しやすいことが特徴です。
また、既存住宅のシロアリ対策としては、床下の土壌や基礎、木材に薬剤を散布してシロアリの侵入を防ぐバリア工法が採用されています。
防蟻処理の効果は施工方法や薬剤によって異なりますが、一般的な目安は約5年です。定期的な点検と必要に応じた再施工を検討しましょう。
住宅周辺の環境整備で侵入経路を断つ

建物周辺に餌となるものを放置しないことは、シロアリ予防の基本です。
不要な木材や廃材、段ボール、古新聞、落ち葉の堆積などは早めに片付けましょう。とくに年末の大掃除は住宅周辺を整理するよい機会です。
春になるとシロアリの活動が活発になるため、その前に餌となるものを取り除いておくと、住宅周辺に寄り付きにくい環境をつくれます。
除湿の徹底で床下の湿度を下げる

シロアリは湿度70〜80%程度の環境を好むため、床下の湿気対策は重要です。床下換気口の前に物が置かれていないか、雨水が溜まっていないかを定期的に確認しましょう。
とくに梅雨から夏にかけては湿度が上がりやすく、シロアリの活動も活発になります。床下換気扇が設置されている場合は、日中の時間帯に稼働させると床下に湿気がこもりにくくなります。
湿気を溜めない環境づくりは、シロアリ予防だけでなく木材の劣化防止にも有効です。
住宅基礎部分のひび割れを点検

基礎のひび割れがシロアリの侵入口になることもあります。ひび割れの原因は乾燥収縮や気温変化、地震などさまざまですが、わずかな隙間でも侵入経路になるため注意が必要です。
基礎周辺は定期的に点検し、異常を見つけたら早めに補修を検討しましょう。
応急処置として補修材を使用する方法もありますが、確実に対処するなら専門業者への相談がおすすめです。年末の大掃除など、住宅のメンテナンスをおこなうタイミングにあわせて確認すると効率的です。
配管周りの隙間を点検

水道管やガス管などが基礎や外壁を貫通する部分も、シロアリの侵入経路になりやすい場所です。配管まわりに隙間や劣化したシーリングがないか確認しましょう。
補修にはシーリング材が使われますが、配管の材質によっては相性の悪い製品もあります。とくに塩ビ管では、相性の悪いシーリング材を使用すると、管にひび割れや変形が生じるため注意が必要です。
補修方法がわからない場合は、外壁や住宅メンテナンスを扱う専門業者へ相談した方が安心です。
木製構造物や庭木などの防腐処理

ウッドデッキや木製フェンス、門柱などの外構部分は、屋外で雨や湿気の影響を受けやすくシロアリ被害が発生しやすい場所です。住宅本体より先に侵食が始まることもあるため、防蟻塗料の状態を定期的に確認しましょう。
塗膜の剥がれや色あせが見られる場合は再塗装を検討してください。
また、シロアリが移動するためにつくる土の通り道「蟻道(ぎどう)」や、小さな穴など被害の兆候が見つかった場合は、住宅本体への影響も含めて調査を依頼することが大切です。
切り株や枯れ木もシロアリの発生源になるため放置は避けましょう。
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家族にシロアリ被害の兆候を共有する

シロアリ対策は、家族全員で異変に気付ける環境をつくることも大切です。次のような兆候を見つけた場合は、家族内で共有しましょう。
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こうした異変は、最初に気付いた人がそのままにしてしまうと被害の発見が遅れる原因になります。とくに二世帯住宅や家族の生活時間が異なる家庭では、異変が共有されず、発見が遅れることがあります。
小さな異変でも報告し合うことが、シロアリ被害の早期発見には重要です。
シロアリ駆除業者による無料点検を利用する

シロアリ被害は床下や基礎まわりで進行することが多く、自分では発見しにくいケースもあるため、不安な場合はシロアリ駆除業者の無料点検を活用しましょう。
無料点検では、主に次のような項目を確認します。
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専門家による点検では、床下や基礎まわりなど普段見えない場所まで確認でき、住宅の状態を正確に把握できます。
シロアリ被害は早期発見が重要です。「シロアリお助け本舗」では、専門資格をもつ担当者が床下を無料で調査しています。お気軽にご相談ください。

杉(スギ)の家具をシロアリから守る対策
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杉は軽くて加工しやすく、テーブルや収納棚、建具など幅広い用途で使われています。一方で、住宅の構造材と同様にシロアリの被害にあうことがあり、対策も欠かせません。
とくに湿気が溜まりやすい環境や、長期間動かさない家具は注意が必要です。杉家具をシロアリから守るために実践したいポイントを紹介します。
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家具を床に直置きせず配置を工夫する

杉の家具は、脚付きのものなど、床との間に空間を確保できるものを選ぶのがおすすめです。
シロアリは暗くて人の手が入りにくい場所を好むため、長期間動かしていない大型家具ほど被害の発見が遅れやすくなります。
また、壁に密着させず数cm離して配置すると風が通りやすくなり、湿気対策にもつながります。年に数回は家具を動かし、床との接地面や裏側に異常がないか確認しましょう。
床下点検口の近くや洗面所など水場周辺への設置もできるだけ避け、シロアリが侵入しにくい環境を維持しましょう。
室内と家具まわりの湿度を管理する

家具を長持ちさせるためには、室内の湿度管理も重要です。とくに風呂場や洗面所の近くに置く場合は、換気や除湿を徹底して湿気を溜めないようにしてください。
室内の湿度は40〜60%程度を目安に保つと、結露やカビの発生を抑えやすくなります。
家具の裏側や床との接地面に湿気がこもると、木材が水分を含みやすくなり、シロアリが活動しやすい環境になります。梅雨時期や結露が発生しやすい季節は、除湿機やエアコンの除湿機能を活用するのも効果的です。
また、杉は湿度変化の影響を受けやすく、乾燥と吸湿を繰り返すことで反りや割れが生じることがあります。
直射日光や冷暖房の風が直接当たる場所を避け、急激な温度や湿度の変化が少ない環境を維持しましょう。
購入時の防蟻処理を確認しメンテナンスする

杉材を使った家具を購入する際は、防腐処理が施されているかを確認しておくと安心です。無垢材を使用した家具は、半年〜1年ごとを目安に専用オイルやワックスを塗り、表面の保護効果を維持しましょう。
普段のお手入れは乾拭きを基本とし、水拭きをした場合は水分を残さず速やかに乾燥させることが大切です。
屋外で使用する杉製のガーデン家具やウッドデッキは、防蟻塗料を1〜3年ごとに塗り直すのがおすすめです。
自分でできるシロアリ調査|5つのチェックポイント
シロアリ調査は本来、専門知識や機材をもつシロアリ駆除業者へ依頼するのが確実です。見た目では被害がわかりにくく、気付かないうちに被害が進行していることがあります。
すぐに調査を依頼できない場合は、自宅で確認できるポイントを把握しておくと早期発見につながります。まずは以下の5つをチェックしてみましょう。
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蟻道がないか

蟻道は、主に以下の場所で見つかることがあります。
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基礎断熱住宅では、基礎の内側や外側に設置された断熱材に蟻道がつくられることがあります。断熱材の周辺に土の筋のようなものがないかよく確認しましょう。
蟻道を見つけても壊さず、そのまま写真を撮影してシロアリ駆除業者へ相談してください。蟻道を壊すとシロアリが警戒して移動し、被害状況や侵入経路を正確に調査しにくくなることがあります。
羽や羽アリの死骸は落ちていないか

窓際やベランダ、玄関まわりに羽アリの死骸や羽だけが落ちていないか確認しましょう。シロアリの羽アリは、新しい巣をつくるために一斉に飛び立つ群飛(ぐんぴ)をおこない、そのあとに羽を落として活動を始めます。
とくに春から初夏にかけて羽アリや落ちた羽を見かけた場合は、近くにシロアリの巣があるかもしれません。見つけた際は放置せず、早めにシロアリ駆除業者へ相談することが大切です。
木材に小さな穴や崩れはないか

床や柱、敷居などの木材に小さな穴や崩れがないか確認しましょう。シロアリは木材の内部から侵食するため、表面だけでは被害がわかりにくいことがあります。
健全な木材は叩くと詰まった重い音がしますが、内部が侵食されて空洞化している場合は軽く響くような音になります。
ただし、音だけで判断するのは難しく、経験がないと判断しにくい部分です。穴や崩れ、違和感のある音を確認した場合は、専門業者による調査をおすすめします。
床や畳がきしむ感覚はないか

歩いたときに床がフカフカしたり、沈み込むような感覚がないか確認してみましょう。シロアリに侵食された木材は内部が失われるため、足裏に伝わる反発が弱くなります。
また、シロアリは木材だけでなく畳の芯材に使われる藁も好みます。畳がある部屋では、畳を持ち上げて裏側や畳下板に蟻土(ぎど)が付着していないか確認してみてください。
蟻土とは、シロアリが光や日光を避け、適度な湿度を保つために、木材の割れ目や継ぎ目、すき間などへ排出物や土砂を詰めてつくるものです。
蟻土が見つかった場合は、床下や周辺構造にも被害が広がっている可能性が高いため、早めの点検が必要です。
庭の木製構造物にシロアリの痕跡がないか

シロアリは住宅の中だけでなく、庭にある木材から発生することもあります。ウッドデッキや木製フェンス、門柱、枕木、杭、放置された木材、切り株、木質系の物置などを定期的に確認しましょう。
また、古い段ボールを屋外に放置している場合も注意が必要です。シロアリは庭にある木材を侵食した後、新たな餌を求めて住宅へ侵入することがあります。
木材の崩れや蟻道、木くずのような痕跡が見つかった場合は、住宅本体にも被害がおよんでいないか確認するため、専門業者による調査を検討してください。

まとめ
杉は住宅で広く使われている木材ですが、心材(赤身)と辺材(白太)では耐蟻性が大きく異なります。また、木材の種類だけでなく、防蟻処理や湿気対策、日頃の管理もシロアリ被害を防ぐうえで重要です。
シロアリ被害は、早期に発見できれば住宅への影響や修繕費用を抑えやすくなります。羽アリの発生や蟻道、床の沈み込みなど、小さな異変を見逃さず、定期的に住宅の状態を確認しましょう。
ただし、シロアリは床下や基礎の内部など目の届きにくい場所で被害が進行することも多く、自分だけで異常の有無を判断するのは難しい場合があります。
シロアリお助け本舗では、専門資格をもつ担当者が床下を無料で調査し、シロアリ被害の有無や住宅の状態を正確に調べます。
「住宅や家具に杉が使われていてシロアリ被害にあっていないか不安」「羽アリを見かけた」「床下の状態を確認したい」という方は、お気軽にご相談ください。

※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 使用する薬剤は加盟店ごとに異なります。特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。

