シロアリ駆除

【プロが監修】シロアリ対策にかかる費用はいくら?戸建ての場合の工法別料金相場を徹底解説

サムネイル 戸建て シロアリ 対策 費用​

この記事の監修者

「家とあなたを護る。」害虫・害獣駆除から雨漏り・大規模リフォームまで。一級建築士事務所ならではのワンストップサービスで、大切な家とお客さまの健康を守ります。害虫・害獣駆除、総合リフォーム、外壁の塗装や屋根の葺き替え、雨漏り工事、建築・土木工事に災害復旧工事などワンストップサービスで施工。シロアリの駆除歴15年、対応件数累計18,000件の豊富な実績があり、経験豊富なスタッフがお客様のニーズに合わせて、害虫駆除いたします。

ROY株式会社

ご近所さんがシロアリ駆除をしていたり、羽アリを目撃したことをきっかけに、自宅のシロアリ対策を調べ始める方もいます。

しかし、いざ調べてみても「バリア工法」「ベイト工法」といった聞き慣れない名前が並び、見積もり金額も業者によってまちまちで、難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、戸建て住宅のシロアリ対策にかかる費用の相場を坪数別・工法別に整理したうえで、費用が高くなるケースや賢く抑える方法まで解説します。

※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 薬剤はタケロックアジェンダを採用します。その他の特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。

このような方におすすめ

  • 戸建てのシロアリ対策にどのくらい費用がかかるか見当がつかない方
  • バリア工法、ベイト工法などの違いや費用差を知りたい方
  • シロアリ対策費用を少しでも抑えたい方

戸建てのシロアリ対策費用の相場|坪数別・工法別の目安

戸建てのシロアリ対策費用の相場

戸建てのシロアリ対策費用を把握するには、まず「予防」と「駆除」の違い、自分でできる対策と業者に依頼すべき対策の区別を理解することが重要です。

シロアリ対策は大きく「予防」「駆除」の2つに分かれる

シロアリ対策とは、シロアリによる住宅被害を防ぐための総称で、大きくは「予防」「駆除」の2種類に分かれます。

予防とは、シロアリがまだ侵入していない住宅の環境を整備し、侵入・繁殖を未然に防ぐための取り組みです。

一方、駆除とは、すでにシロアリが侵入して侵食を始めている際に、シロアリを根絶させて被害の拡大を止める取り組みを指します。

駆除だけでいいと考える方も多いですが、その場合、薬剤処理費に加えて侵食された構造材の修繕費が上乗せされるため、予防費用の数倍から十数倍かかることがあります。

定期的な予防をおこなうことが、コストパフォーマンスに優れたシロアリ対策の最善手です。

シロアリ対策には「自分でできるもの」「業者に依頼すべきもの」がある

シロアリ対策には、住まいの環境を整えることで自分でおこなえるものと、専門業者に任せるべきものがあります。

すでに侵入したシロアリを駆除する場合は、専門機材と知識が不可欠なため、基本的には業者への依頼が必要です。

市販の殺虫スプレーやくん煙剤では根本的な解決になりません。強い刺激を与えると、巣が危険を察知してさらに住宅の奥にシロアリが潜り込む可能性があります。

代表的なシロアリ対策について、「予防」「駆除」、「自分でできる」「業者に依頼すべき」で分類しました。本記事では以下の分類に沿って、それぞれの対策を一つずつ解説します。

自分でできる対策 業者に依頼すべき対策
予防
  • 住居周辺の環境整備で侵入経路を断つ
  • 除湿の徹底で床下の湿度を下げる
  • 住居基礎部分のひび割れを点検
  • 配管周りの隙間を点検
  • 木製構造物、庭木などの防腐処理
  • 家族にシロアリ被害の兆候を共有する
  • シロアリ駆除業者による無料点検を利用する
  • 床下点検口をつける
  • 床下換気扇の設置
  • 土壌表面シート敷設工法
  • 床下調湿材の設置
  • 床下防腐防カビ殺菌消毒
駆除
  • ベイト工法
  • バリア工法
  • ベイト工法
  • 穿孔注入処理法、穿孔吹付処理法

シロアリ対策費用の相場の全体像

シロアリ対策の費用は工事の種類によって異なります

バリア工法など床下への薬剤散布が主体の工法は、施工面積が広いほど使用する薬剤の量と人件費が増えるため、1㎡あたりの単価で費用を計算するのが一般的です。

一方、ベイト工法は建物の外周に沿って容器を設置するため、外周長(m)を基準にします。各工法の平均単価は以下の通りです。

工事の種類 平均単価
バリア工法 1,000円〜3,000円/㎡
ベイト工法 3,000円〜5,000円/建物の外周長(m)
穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法 1,000円〜3,000円/㎡
床下換気扇の設置 75,000円〜/台
土壌表面シート敷設工法 3,000円〜6000円/㎡
床下調湿材の設置 10,000円〜25,000円
床下防腐防カビ殺菌消毒 2,800円〜4,500/㎡

坪数別の施工費用の目安は以下の通りです。

床面積 30坪 40坪 50坪
バリア工法 148,000~249,000円 198,000~332,000円 247,000~415,000円
ベイト工法 120,000~200,000円 150,000~250,000円 180,000~300,000円
穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法 130,000~249,000円 198,000~332,000円 247,000~415,000円
床下換気扇の設置 150,000円~ 225,000円~ 300,000円~
土壌表面シート敷設工法 27,000~54,000円 36,000~72,000円 45,000~90,000円
床下調湿材の設置 12,000円〜60,000円 13,000円〜70,000円 14,000円〜85,000円
床下防腐防カビ殺菌消毒 25,000~40,000円 33,000~54,000円 42,000~68,000円

上の数字はあくまで施工費用の目安であり、トータルコストは異なる点に注意が必要です。

たとえばバリア工法は1度の施工で5年程度の効果が持続しますが、ベイト工法は数カ月ごとのメンテナンスが必要で、そのつど費用が発生します。各工法の詳細は後述します。

戸建てのシロアリ対策が必要な理由|放置すると費用は何倍にも膨らむ

シロアリは静かに住宅を侵食します。放置すれば修繕費用が対策費用を大きく上回るため、早期の対処が重要です。

シロアリ被害は見えないところで進行する

侵食された木材断面

シロアリは、木材の表面ではなく内部を食べ進める害虫です。柱や土台、床下の構造材を内側から空洞化させるため、被害が進行しても外見では気づきにくい点が特徴です。

内部の侵食が進むと木材が空洞化し、叩いたときに「コンコン」という軽い音がします。シロアリ駆除業者はその音の変化を手がかりに被害状況を診断します。

素人には音の違いで判断するのは難しいため、少しでも違和感がある場合はシロアリ駆除業者に調査を依頼しましょう。

シロアリ被害がもたらす建物の耐久度低下

倒壊した住宅

シロアリによる建物被害は深刻で、侵食された木材の耐力は明確に低下します。

野外でシロアリに侵食させた実大材の強度試験では、断面が16%減少した材において圧縮強度と曲げ強度が約半分にまで落ちました。

耐力の低下は建物全体の耐震性にも影響します。1995年の阪神淡路大震災では、全壊した建物の多くがシロアリ被害にあっていたことが調査で明らかになっています。

淡路大震災_出典_消防防災博物館

出典:平成7年阪神・淡路大震災|消防防災博物館

2016年の熊本地震でも、倒壊した建物の一部にシロアリ被害が関係していたことが報告されました。

熊本地震_出典_毎日新聞

出典:熊本地震 立ち入り危険建物が3分の1以上|毎日新聞

被害が集中しやすいのは床下基礎の見えない部分

被害が集中しやすいのは床下基礎の見えない部分

日本国内での被害件数が9割を超えるヤマトシロアリとイエシロアリは、地中から基礎のひび割れや配管周りの隙間を通じて侵入します。

被害は「基礎→床下→1階の床材・壁・柱」という経路で進行し、いずれも普段は目にする機会のない場所です。具体的に被害が集中しやすい箇所は以下のとおりです。

  • 床下の土台、大引き、根太
  • 1階の柱、間柱、壁内の木材
  • 玄関、浴室、洗面所など水周りに隣接する木部

他の場所が安全なわけではなく、被害を放置すれば住宅全体に侵食が広がる可能性があります。

2階以上の木部が被害にあうケースも報告されており、鉄骨造やRC造であっても内装の木材(フローリング、建具、収納など)や断熱材が侵食された事例があります。

「木造でないから安心」という思い込みは禁物です。

修繕・リフォーム費用が対策費用よりも高くつく

シロアリ被害が進行した場合、多くのケースでは建て替えには至らず、被害箇所の補修や補強が中心となります。

修繕・リフォームにかかる費用は被害内容によって変わりますが、おおよその目安は以下のとおりです。

補修場所(1箇所あたり) 相場
床下の補強(腐食した木材の交換など) 20~50万円程度
柱の補強 10~50万円程度
床材の張り替え 100〜200万円程度
柱の交換 100~200万円程度
建物基礎部分の補強 200万円以上
屋根や梁の修繕 200万円以上

被害が比較的軽微なうちに対策をおこなえば大規模な修繕が不要になり、結果的にトータルの支出を大きく抑えられます

シロアリ対策工事の詳細・戸建ての場合の費用相場

シロアリ対策のための主な工事は以下の7種類です。各工事の内容と費用相場を順に紹介します。

  • バリア工法
  • ベイト工法
  • 穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法
  • 床下換気扇の設置
  • 土壌表面シート敷設工法
  • 床下調湿材の設置
  • 床下防腐防カビ殺菌消毒

バリア工法

alt_サムネイル バリア工法

バリア工法は、シロアリ駆除・予防において歴史が長く、業界で広く採用されている施工方法です。

住宅の床下部分の土壌にシロアリ駆除・予防のための薬剤を満遍なく散布し、すでに土中に侵入しているシロアリを駆除すると同時に、新しいシロアリが侵入できない層(バリア層)をつくります。

バリア工法

バリア工法の工事手順

手順1)事前調査をおこない、施工計画書を作成する

手順2)床下作業のための準備をおこなう
手順3)木材部分への薬剤散布
手順4)土壌全体への薬剤散布
手順5)床下以外の場所への薬剤注入

事前調査で確認するのは、建物周囲・敷地内の状況、シロアリの生息状況・被害箇所、日当たりの悪い場所や水周りの状態などです。

基礎部分の木材にシロアリ被害が発見された場合は、ドリルで穴を空けて薬剤を注入する穿孔注入を実施します。その後、土壌全体に満遍なく薬剤が染み込むよう、専用の機材を使って薬剤散布をおこないます。

最後に、玄関や土間など床下が存在しない部分がある場合、必要に応じて該当箇所に小さな穴を空け、薬剤注入をおこない、終了です。

バリア工法の費用

バリア工法の施工費用は、1階の床面積をもとに以下の計算式で求めます。

(床面積㎡)×(1㎡あたりの単価)=(バリア工法の施工費用)

1㎡あたりの平均単価は1,000円〜3,000円で、坪数別の施工費用の目安は以下の通りです。住宅の構造や形状によっても費用は変動するため、あくまで参考としてご参照ください。

床面積 施工費用
30坪 130,000~249,000円
40坪 174,000~332,000円
50坪 247,000~415,000円

ベイト工法

ベイト工法

ベイト工法とは、地中にベイト剤と呼ばれる毒餌を仕込み、シロアリに持ち帰らせることで、巣そのものの根絶を狙う駆除・予防方法です。

bait(ベイト)とは「餌」を意味する英語で、その仕組みから名前がつけられました。日本では平成14年4月に公益社団法人日本しろあり対策協会により標準工法として認定されています。

ベイト工法

ベイト工法の工事手順

手順1)事前調査をおこない、施工計画書を作成する

手順2)餌を入れた容器の設置場所選定と設置
手順3)定期的に点検をおこない、容器内のシロアリの様子を確認する
手順4)ベイト剤を投与する

シロアリが活動しやすい場所(水周り・日当たりの悪い場所など)を選定し、建物の周囲を取り囲むように容器を設置します。

容器内にシロアリが確認されたタイミングでベイト剤を投与し、シロアリが食いつかなくなるまで毒餌の補充を続けます。

ベイト工法の費用

ベイト工法の料金は、建物の外周長(メートル)をもとに計算されるのが一般的です。通常のバリア工法が床面積で算出されるのとは異なります。

また、初回の設置費用と継続的なメンテナンス費用が別途発生する点も特徴です。

設置費用 3,000円〜5,000円/m
メンテナンス費用 1500円/m(年一回)程度

坪数別の費用例は以下のとおりです。

坪数 設置費用 メンテナンス費用

(年一回)

30坪(外周40mの場合) 120,000~200,000円 60,000円
40坪(外周50mの場合) 150,000~250,000円 75,000円
50坪(外周60mの場合) 180,000~300,000円 90,000円

建物外周の長さは、一般的な住宅では「坪数×1.2〜1.5」程度が目安です。

支払いのタイミングは業者によって異なり、1カ月ごと・1年ごと・5年ごとなどさまざまなプランがあります。

また、駐車場や玄関前など敷地の一部がコンクリートで覆われている場合は、コンクリートに穴を空ける工事が必要となり、1カ所あたり15,000〜18,000円の追加費用がかかります。

工事費用(1箇所) 15,000円〜18,000円

穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法

穿孔注入 柱

穿孔注入処理法(せんこうちゅうにゅうしょりほう)は、木材に専用ドリルで木材の1/2以上の深さに穴を空け、予防駆除剤を注入する工法です。

一方、穿孔吹付処理法(せんこうふきつけしょりほう)は、モルタル仕上げなどの大壁造の壁に直径3〜6mmのドリルで穴を空け、ノズルを挿入して壁内部の木材に予防駆除剤を吹き付ける方法です。

両方ともすでにシロアリ被害にあっている木材や壁面がある場合に施されることが多く、日本国内で主要な害虫とされているシロアリ4種類のいずれにも効果があります。

穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法の工事手順

手順1)事前調査をおこない、施工計画書を作成する

手順2)柱や壁に専用の機材で穴をあける
手順3)穴から薬剤を注入・散布する
手順4)穴を塞ぎ目立たないように栓をする

床下土台など目に触れない部分は直径9mm程度、柱や玄関木枠など室内の目につく場所は直径6〜9mmの穴を空けて施工します。

穿孔処理が住宅の強度低下や外壁の漏水を引き起こさないよう、穿孔箇所・深さ・数については建築士や工務店と十分に相談して決定します。

穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法の費用

本工法は単体での施工はほとんどなく、バリア工法との同時施工が一般的です。

そのため、バリア工法と同様に平米単価で計算されます。1㎡あたりの平均単価は1,000〜3,000円で、坪数別の目安は以下の通りです。

床面積 施工費用
30坪 130,000~249,000円
40坪 174,000~332,000円
50坪 247,000~415,000円

床下換気扇の設置

床下換気扇

床下換気扇は、モーターでファンを回して床下の空気を強制的に循環させ、湿気を屋外に排出する設備です。

床下の換気口に取り付ける「基礎型」と、床下空間の空気を攪拌(かくはん)する「攪拌型」の2種類があります。

床下の湿度を下げることで、シロアリだけでなくダニなど他の害虫の発生を抑制し、カビや腐朽菌の繁殖を防ぐ効果も期待できます。

床下換気扇の設置手順

手順1)事前調査・診断

手順2)設置場所の選定
手順3)設置作業

設置場所は基礎の周囲や中央が基本で、床下の空気が外気と循環するよう環境を設計します。通気口の位置・水周り周辺の湿気・床下の高さなどさまざまな要素をもとに台数と配置を決定します。

水溜りや大量のカビが発生している箇所はとくに重点的に設置が必要です。構造が入り組んでいて空気が滞りやすい場合は、設置台数が増えることもあります。

床下換気扇の設置費用

1台あたりの設置費用の目安は以下です。取り付ける換気扇の種類によっても変わります。

設置費用(台) 75,000円〜

一般的な住宅の床面積の相場は以下です。

床面積 施工費用
30坪 150,000円〜
40坪 225,000円〜
50坪 300,000円〜

土壌表面シート敷設工法

床下防湿シート

土壌表面シート敷設工法とは、床下全面にシロアリが嫌がる忌避(きひ)成分の入った防蟻シートを敷く工法です。

地中から侵入するヤマトシロアリとイエシロアリに効果があり、地面からの湿気を抑えることでシロアリが活動しやすい環境をつくらないメリットもあります。

シロアリ以外にもダニなど他の害虫の発生抑制やカビ・腐朽菌の繁殖防止にも効果的です。

土壌表面シート敷設工法の工事手順

手順1)事前調査・診断

手順2)土壌の整地
手順3)床下全面に防蟻シートを敷く
手順4)シート同士の貼り合わせや、布基礎との張り合わせに専用の防蟻テープを使う

シートの継ぎ手は10cm程度を重ねて貼り合わせます。シートと布基礎の間は2cm以内の隙間に収め、気温が低い時期は防蟻テープの粘着力補強のためにトーチランプなどを適宜使用します。

土壌表面シート敷設工法の費用

対応している業者が限られる工法です。シートの材質によって費用が大きく変わります。

3,000円〜6000円/㎡

一般的な住宅の床面積の相場は以下です。

床面積 施工費用
30坪 27,000~54,000円
40坪 36,000~72,000円
50坪 45,000~90,000円

床下調湿材の設置

床下調湿材

床下調湿材とは、湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥時に水分を放出する素材のことです。

直接散布するタイプと不織布袋に入ったマットタイプがあり、防湿シートを敷いたうえに均等に調湿材を敷き詰める方法が一般的です。

防湿シートを単体で使用するよりも除湿効果が高く、シロアリ予防に加えてダニなど他の害虫の発生抑制やカビ・腐朽菌の繁殖防止にも役立ちます。

床下調湿材の設置手順

手順1)事前調査・診断

手順2)土壌の整地
手順3)調湿材の敷設

床下調湿材の設置費用

調湿材の種類によって費用が変わります。1袋あたりの設置費用の目安は以下です。

設置費用 10,000円〜25,000円

坪数別の施工費用は以下のとおりです。

床面積 施工費用
30坪 12,000円〜60,000円
40坪 13,000円〜70,000円
50坪 14,000円〜85,000円

実際に使用している代表的な調湿材として、以下の2種類があります。

  • 永久炭
  • サンライト

永久炭

永久炭 協栄産業株式会社

永久炭|協栄産業株式会社

広葉樹よりも表面積が広く調湿・脱臭効果に優れた針葉樹を原料に、900℃以上で燃焼させることで化学物質の残留をなくした炭素材です。湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥したときに水分を放出します。

サンライト

サンライト 株式会社カズサ

サンライト|株式会社カズサ

ケイ石と生石灰が反応してできたトバモライトを原料とした調湿材です。

毒性がなく無臭・不燃物質で、人体への悪影響がありません。永久炭と同様、湿度が高いときに湿気を吸収し、乾燥したときに水分を放出します。

床下防腐防カビ殺菌消毒

サムネイル シロアリ 予防工事

シロアリ駆除業者のなかには、床下の衛生管理工事を請け負っているところもあります。

床下の衛生管理とは、基礎部の木材に発生したカビや木材腐朽菌(もくざいふきゅうきん)の除去・予防をおこなう取り組みです。木材の劣化速度を抑えることで、住宅の強度を長持ちさせる効果があります。

床下防腐防カビ殺菌消毒の手順

手順1)事前調査・診断

手順2)殺菌消毒
手順3)カビ取り作業

他のシロアリ駆除・予防工事と併せておこなわれるケースが多くあります。同時施工割引が適用される業者もあるため、シロアリ対策と一緒に依頼することがおすすめです。

床下防腐防カビ殺菌消毒の費用

薬剤には土壌散布用の水溶性タイプと木材吹付用の油性タイプの2種類があります。水性材では「リグノケアEフロアブル」、油性材では「キシラモン」がよく使用されます。

水性材施工費用(㎡) 2,800円〜
油性材施工費用(㎡) 4,500円〜

坪数別の施工費用の目安は以下のとおりです。

床面積 施工費用
30坪 25,000~40,000円
40坪 33,000~54,000円
50坪 42,000~68,000円

戸建てのシロアリ対策費用が高くなりやすいケース

シロアリ対策の費用は住宅の状況によって大きく変わります。以下のようなケースでは追加費用が発生しやすいため、事前に確認しておくことが重要です。

  • 被害が広範囲に及んでいる場合
  • 床下に入れない箇所がある場合
  • 床下点検口を新設する場合
  • 築年数が古い住宅の場合
  • 浴室が在来工法の場合
  • 湿度が高くなりやすい周辺環境の場合
  • 床暖房を設置している場合

被害が広範囲に及んでいる場合

被害が広範囲に及んでいる場合

シロアリ駆除の施工費用は平米単価が基本であり、被害が広範囲に及ぶほど駆除費用も高くなります

被害が床下全体に広がっている場合は薬剤の散布量が増えるだけでなく、被害木材への穿孔注入処理など追加工程が必要になり、施工費用が割増になるのです。

被害箇所が玄関・浴室下・土間など床下に入れない部分に及んでいると、さらに追加工事費が重なります。

被害が柱や土台など構造材にまで進行している場合は、駆除費用に加えて修繕工事が必要になり、柱1本の交換だけでも5〜10万円、床全面の張り替えで50万円以上かかることもあります。

シロアリの侵食は外見からは判断しにくく、床下調査をおこなって初めて被害の全容が判明するケースが多いです。早期発見・早期対策がトータルコスト削減の近道です。

床下に入れない箇所がある場合

床下に入れない箇所がある場合

コンクリートで囲われた浴室下や玄関土間部分は、床下から直接施工できないためドリルで穴を空けて薬剤を注入する工事が必要です。

1カ所あたり数千〜数万円の追加費用がかかり、穿孔箇所が多いほど総額が増えます。施工後はコンクリートへの充填・補修作業も必要です。

ユニットバスと在来工法の浴室では構造が異なり、対応方法や作業の難易度も変わります。

在来工法の浴室は防水層を劣化させる可能性があるため、施工前に業者への確認が重要です。なお、目地が狭くて穿孔できない場合は、玄関下から土壌に向かって斜めに穴を空けるケースもあります。バリア工法 穿孔注入作業手順

床下点検口を新設する場合

床下点検口

バリア工法は床下への立ち入りが必要なため、床下点検口がない住宅では新設工事が必要です。古い住宅や建売住宅にはこの点検口が設置されていない場合があります。

また、点検口があっても床下が基礎で区切られて全体につながっていない場合、新規設置が必要になることもあります。

点検口の設置費用は場所によって異なりますが、1カ所あたり15,000〜45,000円が目安です。

床材の種類や住宅の構造によって工数が変わり、その分費用に差が生じます。床下収納庫が床下とつながっていたり、畳下の板を外して床下に下りられたりする場合は工事が不要です。

築年数が古い住宅の場合

空き家

基礎のひび割れや木材の腐朽が進んでいる古い住宅は、施工の手間が増えるため費用が高くなりやすい傾向があります

また、古い住宅は床下の通気性が悪かったり防湿工事が未施工のケースも多く、薬剤処理と併せて床下環境の改善工事(換気扇設置・調湿材敷設など)が推奨されることがあります。

その分、トータル費用は高くなりやすいです。

浴室が在来工法の場合

在来工法の浴室

浴室の構造が「在来工法(ざいらいこうほう)」の場合、シロアリ駆除の施工費用が高くなりやすい傾向があります

在来工法とは、コンクリートや防水材を現場で施工してタイルや石材を張り合わせてつくる、昔ながらの浴室のことです。工場で部品を生産して組み立てるユニットバスとは異なり、構造が複雑な点が特徴です。

在来工法の浴室では、タイルの目地(つなぎ目)や防水層が経年劣化でひび割れやすく、そこから水が床下の木材や土壌に染み込むことで湿度の高い環境が生まれます。

シロアリは湿気を好む習性があるため、水分が常に供給される在来工法の浴室まわりは、シロアリ被害にあうリスクが高いです。

浴室下の構造が複雑で床下から直接作業できないため、コンクリートや壁に穴を空けて薬剤を注入する穿孔処理が必要になります。

また、タイルの目地補修や防水層の補強をおこなわずに駆除だけを実施しても、水漏れが続く限りシロアリが再発しやすい状態が残ります。そのため、駆除と同時に浴室の修繕まで検討することが重要です。

長期的なコストを考えると、在来工法からユニットバスへのリフォームも検討するとよいでしょう。リフォームにかかる費用の相場は以下です。

リフォームの内容 費用相場
在来工法からユニットバスへの交換 65〜150万円程度
在来工法のまま全面リフォーム 50〜200万円程度
タイル目地補修・防水層の補強 5〜30万円程度

湿度が高くなりやすい周辺環境の場合

湿度が高くなりやすい周辺環境

住宅の構造に問題がなくても、周辺の地形や土地の性質によって床下に湿気がたまりやすい状態になると、シロアリに侵入されるリスクが高まります。以下のような立地の住宅はとくに注意が必要です。

場所 特徴
山の麓 山側からの湧き水や地下水の影響で、床下が常時湿りやすい
元々田んぼだった土地 水分を土壌が吸収せず地表付近に留まりやすい
窪地 周囲より地盤が低く、雨水が集まりやすいため床下の湿気が高くなりやすい
海沿い 湿った空気が流れ込みやすい

湿気の多い環境では、シロアリの活動が活発になるだけでなく、木材の腐朽が進んでシロアリにとって侵食しやすい状態がつくられます。

こうした立地の住宅では、シロアリ駆除と並行して換気扇設置や調湿材の敷設などの予防工事をおこなうことで、長期的な費用を抑えられます。

床暖房を設置している場合

床暖房を設置している場合

床暖房が設置されている住宅では、冬季でも床下の温度が下がりにくいため、シロアリが年間を通じて活動しやすく、被害が大きくなる可能性があります

一方、床暖房によって床下が乾燥している場合、シロアリ被害は抑えられます。湿度状況を確認し、80%を超えるようなら、換気扇設置・調湿材敷設など床下環境の改善工事を検討しましょう。

戸建てのシロアリ対策費用を安く抑える方法

シロアリ駆除業者への見積もり金額そのものを値引きしてもらうことは難しいですが、工夫次第でトータルの支払いを抑えることは十分に可能です。以下の3つの方法を順に紹介します。

  • 確定申告での雑損控除申請
  • 長期契約による割引制度の活用|ベイト工法
  • 駆除業者に依頼せずDIYをする|ベイト工法

確定申告での雑損控除申請

シロアリ駆除費用は、国税庁により「害虫その他の生物による異常な災害」として認定されており、確定申告で雑損控除の対象になります。控除額の計算は以下のいずれか大きい方の金額が適用されます。

  • (損害金額+災害関連支出)-(総所得金額等)×10%
  • (災害関連支出)-5万円

還付申告は5年まで遡及できるため、すでに支払い済みの場合でも申請が可能です。ただし、駆除ではなく予防にかかった費用は対象外のため注意が必要です。

長期契約による割引制度の活用|ベイト工法

シロアリ駆除業者によっては、「5年保証」などの名目で一定期間ぶんの金額を一括で支払うプランを用意しているところがあります

初期費用は増えますが、メンテナンス費用まで含めてトータルで計算すると、単年ごとの支払いより割安になるケースがあります。契約前にメンテナンス費用込みの総額を確認しておくと安心です。

駆除業者に依頼せずDIYをする|ベイト工法

ベイト工法に必要な道具や薬剤はネット販売もされており、個人によるDIYが可能です。一般的な住宅の敷地面積30坪・外周40mの場合、プロ施工とDIYのコスト比較は以下のとおりです。

プロによる施工 DIY
初期設置 120,000円〜200,000円 16,000円〜24,000円
2回目以降の設置 40,000円〜60,000円 16,000円〜24,000円

(初期設置費用と同じ)

ただし、一般住宅用のベイト剤は業者用と比べてシロアリ駆除に有効な成分が少なく、定期確認の手間もかかります。また、DIYで対応できるのはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類に限られます。

コスト削減の効果は大きいものの、デメリットを十分に理解したうえで検討することが重要です。

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戸建てのシロアリ対策に最適な時期

シロアリ対策は「いつするか」によって、効果とコストの両面に差が出ます。予防は季節ごとにやるべきことを変え、駆除は発見次第すぐに動くことが原則です。

シロアリ対策は5年周期が基本

シロアリ駆除・予防に使用される薬剤の効果持続期間は、一般的に5年程度とされています。

多くの業者が施工後5年の保証期間を設けており、保証期間中は無償点検・再施工を受けられるケースが多いです。

新築時に防蟻処理をおこなった場合でも、築5年を過ぎたら再処理を検討する必要があります。

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シロアリ予防は、季節ごとにやるべきことが変わる

時期別の予防方法

シロアリは1年を通じて活動していますが、季節ごとに活動レベルや注意すべきポイントが異なります。各季節の特徴を理解したうえで対策をおこなうことが、効果的な予防につながります。

全時期共通|湿気を溜めない・不要な木材を放置しない

シロアリは湿気の多い環境を好むため、年間を通じて湿気のコントロールが基本になります。

  • 風呂場やキッチンなど水周りはこまめに換気して乾燥させる
  • 押し入れやクローゼットは定期的に換気する
  • 床下の通気性を高めて清潔に保つ
  • 換気口や通気口のそばに荷物を置かない
  • エアコン室外機からの排水や植木鉢の水受け皿の水はこまめに処理する
  • 屋根や外壁に雨漏りがないか定期的に確認する
  • 水周りの排水管で水漏れがないか定期的に確認する
  • 段ボールや新聞紙を床置きしたまま放置しない(紙類はシロアリの栄養源であるセルロースを含むため要注意)

また、床下や庭に木材を置かないことも重要です。とくに段ボールはセルロースを含む木材由来の素材で、シロアリが好む餌になります。

春(3月〜5月)|羽アリの発生原因を片付ける

ヤマトシロアリの羽アリは4月下旬ごろから発生します。同時に、春先は気温上昇によりシロアリ被害のリスクが高まる時期です。

冬に蓄積した落ち葉や木材の撤去、不要なガーデニング用品・木製品の整理をおこない、シロアリの餌になるものを極力減らしておきましょう

夏(6月〜9月)|高温多湿環境をつくらない

梅雨により湿度が急上昇し、シロアリがもっとも活発化する時期です。

除湿機やエアコンのドライ機能を活用して住宅内の湿度を下げましょう。床下換気扇が設置されている場合は、フル稼働させて床下の湿度を下げることが大切です。

秋冬(10月〜12月)|来年に向けた点検・準備

気温が下がるにつれてシロアリは活動を鈍化させ、羽アリの群飛も起こらなくなります。このタイミングでしっかりと柱や床下木材を点検し、シロアリ被害の有無を確認しましょう

とくに駆除業者へ依頼をする場合、この時期は予約が取りやすく、診断・施工ともにスムーズに進めやすいです。無料点検などを積極的に活用し、来年に備えましょう。

シロアリ駆除は、発見次第すぐ

シロアリの時期別チェックポイント

シロアリは1年中活動しており、発見後に放置するほど被害は拡大します。

発見したら一刻も早く対処することが重要です。とくに高気温・高湿度のシロアリが活発化しやすい梅雨に入る前に、シロアリがいないかをしっかり確認しておきましょう。

4月下旬〜8月|羽アリの痕跡をチェック

窓辺に落ちたシロアリの羽

窓際・ベランダ・玄関などで羽アリの死骸がないか確認しましょう

群飛した羽アリは着地後に羽を落とすため、羽だけが散らばっているケースもあります。ヤマトシロアリは午前中、イエシロアリは日没後に群飛する習性があるため、午前中の確認が効率的です。

梅雨時期〜8月|蟻道をチェック

床下蟻道

マトシロアリやイエシロアリが活発化する時期には、活動中であることを示すサインとして「蟻道(ぎどう)」が現れます。

蟻道とは、シロアリが地中から建物内に侵入するためにつくるトンネル状の通路のことです。基礎の立ち上がり部分・床下の配管・壁の隙間・ウッドデッキの裏面などに付着します。

蟻道を発見した場合は、壊さずにシロアリ駆除業者に駆除を依頼するのがベストです。目の前の蟻道を壊しても、巣が残っている限りシロアリは駆除できません。

それどころか、蟻道を壊したことでシロアリが警戒し、よりわかりにくい場所にシロアリが潜伏する可能性があります。

時期に限らずチェックすべきポイント

羽アリや蟻道が見当たらない時期でも、シロアリが住宅内部をすでに侵食しているケースがあります

季節を問わず定期的にチェックしておくべき箇所は、大きく「住宅内の木材」と「庭にある木製構造物」の2つです。

住宅内の木材

シロアリ被害 柱

まず床や柱に小さな穴や崩れがないかを確認しましょう。床・畳がきしんだり沈む感覚がある場合も要注意です。

シロアリは畳の芯に使われている藁(わら)を好む習性があるため、畳の裏側や畳下の板に不自然な土がついていないかも併せて確認してください。

また、柱や壁を手で叩いて音を確認する「打診」も有効です。被害にあっていない木材は叩くと詰まった重い音がしますが、侵食が進んで内部が空洞化すると軽い音に変わります。

庭にある木製構造物

侵食を受けた木造構造物

住宅内だけでなく、屋外の木材も定期的に確認しましょう。

  • ウッドデッキ
  • 木製フェンス
  • 木製の門柱
  • 庭の枕木や杭
  • 放置された木材
  • 切り株
  • 古い段ボール
  • 木質系の物置

表面を手で押してみてスカスカと柔らかい感触がある場合や、木材の表面に蟻道が付着している場合は、内部が侵食されているサインです。

とくに長期間放置された木材や切り株、古い段ボールはシロアリの餌になりやすく、住宅に侵入されるきっかけになるため、置きっぱなしにしないよう注意しましょう。

シロアリ被害の兆候は家族に共有する

家族にシロアリ被害の兆候を共有する

シロアリ対策を効果的に進めるには、同居する家族全員が基本的な知識を持つことが重要です。家族の誰かが気づいた異変も、周囲が無関心であれば見過ごされてしまいます。

とくに2世帯・3世帯住宅では、生活空間が分かれている分、異変を察知した人の声が届きにくく、対応が後手に回るリスクがあります。

次のような点を、日頃から家族間で確認し合う習慣をつけておきましょう。

  • 窓際、玄関、ベランダ付近に羽アリの死がいや脱落した羽が見られないか
  • 基礎や柱の表面に蟻道(泥状のトンネル)が形成されていないか
  • 水周りや屋根裏で水漏れ、雨漏りの形跡がないか

こうした情報共有が不十分なまま駆除業者への相談段階を迎えると、費用負担や施工範囲をめぐって家族間でトラブルになるケースも少なくありません。

いざというときに円滑に動けるよう、普段からのコミュニケーションを意識しておくことが大切です。

シロアリ駆除業者による無料点検を利用する

シロアリ駆除業者の一部では、床下の状態確認や被害の有無を費用なしで診断する「無料点検サービス」を設けています。

専門家による点検を受けると、現在の被害状況だけでなく、湿気の度合いやシロアリが侵入しやすい箇所なども合わせて確認してもらえます。

点検の結果「異常なし」であれば安心でき、「注意が必要な箇所あり」と判断された場合は、被害が広がる前の対策が可能です。

シロアリお助け本舗では無料点検を承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

戸建てのシロアリ対策に関するよくある質問

シロアリ対策を検討するうえで多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。

シロアリ対策に使える補助金はありますか?

残念ながら、シロアリ駆除を対象とした国や自治体の補助金制度は、ほとんど存在しないのが現状です。

スズメバチやダニなど「衛生害虫(えいせいがいちゅう)」には害虫駆除補助金を設けている自治体もありますが、シロアリは衛生害虫に分類されないため対象外となるケースがほとんどです。

福島県金山町など一部の自治体では、シロアリを含む害虫駆除費用への補助金が設けられているケースもあります。

補助金の対象範囲や条件は自治体によって異なり、年度によっても内容が変わるため、お住まいの市区町村の公式ホームページや窓口に確認することをおすすめします。

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シロアリ対策はDIYでもできますか?

ベイト工法であればDIYが可能です。ただし、対応できるのはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類に限られます。

また、一般住宅用のベイト剤は業者用と比べて殺蟻成分が少なく、定期確認の手間もかかります。

DIYの正しい方法、デメリットを十分に理解したうえで実施しましょう。

鉄骨造やコンクリート造の住宅でもシロアリ対策は必要ですか?

鉄骨造やコンクリート造の住宅でもシロアリ被害は発生します

シロアリはコンクリートのわずかな隙間やひび割れから侵入し、内部の木材・断熱材・電気ケーブルまで侵食します。

どのような構造の住宅でも床材・ドア枠・窓枠・押し入れなどに木材が使用されていることが多く、「木造でないから安心」とは言い切れません。

ベタ基礎はシロアリの侵入を抑制する効果があるとされていますが、シロアリお助け本舗の調査によると、ベタ基礎は布基礎の2倍の被害件数が確認されています。

シロアリ_家の基礎構造

ベタ基礎の住宅が近年急増していることも背景にありますが、「ベタ基礎も布基礎も関係なく被害にあう」と考えておくことが重要です。

シロアリ調査は本当に無料ですか?

無料です

大手から中小まで、多くのシロアリ駆除業者が無料の床下調査を実施しています。無料調査では、スタッフが床下に入りシロアリの生息状況・被害箇所・湿気の状態・建物の構造を確認します。

調査結果をもとに見積もりが提示されますが、調査を受けたからといって必ず契約しなければならないわけではありません。

シロアリ対策に使う薬剤はペットや子どもに安全ですか?

安全です

現在使用されている薬剤は公益社団法人日本しろあり対策協会が安全性を審査・認定したもので、人体やペットへの影響は極めて低い水準に抑えられています。

以前は毒性の強い薬剤が使用されていましたが、現在は環境や人体に配慮した成分が主流です。施工後に薬剤の匂いが気になることがありますが、数日〜1週間程度で自然に消える場合がほとんどです。

ただし、アレルギー体質の方やペットへの影響がとくに心配な場合は、薬剤を散布しないベイト工法をおすすめします。

まとめ

戸建て住宅のシロアリ対策費用の施工費用相場をまとめると、以下のとおりです。

床面積 30坪 40坪 50坪
バリア工法 148,000~249,000円 198,000~332,000円 247,000~415,000円
ベイト工法 120,000~200,000円 150,000~250,000円 180,000~300,000円
穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法 130,000~249,000円 198,000~332,000円 247,000~415,000円
床下換気扇の設置 150,000円~ 225,000円~ 300,000円~
土壌表面シート敷設工法 27,000~54,000円 36,000~72,000円 45,000~90,000円
床下調湿材の設置 12,000円〜60,000円 13,000円〜70,000円 14,000円〜85,000円
床下防腐防カビ殺菌消毒 25,000~40,000円 33,000~54,000円 42,000~68,000円

各工法の特徴を把握したうえで、住宅の状況に合った対策を検討しましょう。費用を抑えるには、確定申告での雑損控除申請・長期契約による割引制度の活用・ベイト工法のDIYなどが有効です。

シロアリお助け本舗では、戸建て住宅の無料調査を実施しています。

経験豊富な有資格スタッフが床下に入り、シロアリの生息状況・被害箇所・湿気の状態を丁寧に確認します。相談・調査は完全無料ですのでお気軽にご連絡ください

この記事の監修者

「家とあなたを護る。」害虫・害獣駆除から雨漏り・大規模リフォームまで。一級建築士事務所ならではのワンストップサービスで、大切な家とお客さまの健康を守ります。害虫・害獣駆除、総合リフォーム、外壁の塗装や屋根の葺き替え、雨漏り工事、建築・土木工事に災害復旧工事などワンストップサービスで施工。シロアリの駆除歴15年、対応件数累計18,000件の豊富な実績があり、経験豊富なスタッフがお客様のニーズに合わせて、害虫駆除いたします。

ROY株式会社

※1 一部エリア、再発保証が付いている場合のみ。発生箇所と同一の場所、シロアリの種類も同じ場合のみ適用。
※2 対応エリア・加盟店・現場状況などにより記載の通りには対応できない場合があります。
※3 面積が66㎡未満の場合は一律80,000円(税込み)になります。ヤマトシロアリに限ります(カンザイシロアリなど他のシロアリは別途見積り)。
※4 薬剤はタケロックアジェンダを採用します。その他の特殊な薬剤・油剤は別途見積りとなります。

  • この記事を書いた人

シロアリお助け本舗編集部

シロアリお助け本舗編集部は、
生活を脅かすシロアリの情報を発信する専門チームです。

「シロアリ被害をなくしたい」

現場で得た知識や経験を活かし、
専門家から寄せられた意見も参考にしながら、
読者の皆様にとって本当に役立つコンテンツを目指します。

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