自宅で見慣れない虫を見かけたり、床がきしむようになったりして「シロアリかもしれない」と不安を感じていませんか。
日本における住宅のシロアリ被害の約9割以上は、ヤマトシロアリによるものです。ヤマトシロアリは北海道から九州・沖縄まで広く分布しており、どの地域でも被害にあう可能性があります。
この記事では、ヤマトシロアリの見た目や生態、被害にあいやすい場所から、発見時の対処法、駆除・予防方法までくわしくお伝えします。


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Contents
ヤマトシロアリとは?

日本には24種類のシロアリが生息していますが、住宅に被害を与えるのは、ヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリの4種類です。

国土交通省補助事業『シロアリ被害実態調査報告書』によると、全国1,820軒のシロアリ被害のうち1,674軒はヤマトシロアリによる被害であり、全体の92%を占めるという結果でした。次いでイエシロアリが7.7%、アメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリを総称するカンザイシロアリが0.3%でした。
ここでは、ヤマトシロアリの分類や生息地域について基本情報をお伝えします。
ヤマトシロアリの分類

ヤマトシロアリ(学名:Reticulitermes speratus)は、ミゾガシラシロアリ科ヤマトシロアリ属に分類される昆虫です。
「シロアリ」という名称から「アリ」の仲間と思われがちですが、生物学的にはゴキブリに近い昆虫で、アリとはまったく別の生き物です。
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ヤマトシロアリは後腸に共生原生動物(体内に住む微生物)を保有しており、木材に含まれるセルロースを消化できます。また、「地下シロアリ」の一種であり、土中や木材周辺に蟻道(ぎどう)と呼ばれる、トンネル状の通路をつくるのが特徴です。

ヤマトシロアリの生息地・分布エリア

ヤマトシロアリは、北海道名寄市を北限として日本全土に生息しています。韓国や中国にも広く分布しており、東アジアで代表的なシロアリの一種です。
イエシロアリなど温暖な地域に限定されるシロアリと異なり、比較的寒さに強く、東北地方や北海道の一部でも活動できる点が大きな特徴です。分布エリアが広いことが、被害件数の多さにつながっています。
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ヤマトシロアリの見た目と特徴【画像あり】

シロアリは「社会性昆虫」と呼ばれ、巣の中で多くの個体が役割分担をしながら集団生活を営んでいます。
王・女王を含む生殖階級、外敵と戦う兵蟻階級、巣の中のほとんどすべての仕事を担う職蟻階級といった階級があり、それぞれ見た目が異なります。ここではヤマトシロアリの各階級の外見的特徴を画像とともにお伝えします。
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階級ごとのヤマトシロアリの見た目

職アリ(働きアリ)

乳白色の体と丸い頭部が職アリ(働きアリ)の特徴です。基本的には土や木材の中で過ごしますが、蟻道や木材の崩れた箇所から地表に姿を見せることもあります。
職アリのうち、胸部背面に翅芽(しが)と呼ばれる羽をつくるためのスペースをもつ個体はニンフと呼ばれ、将来羽アリ(有翅虫)になります。
兵アリ

兵アリの頭部は淡褐色で細長い長方形をしており、両縁が平行になっています。外敵からの防衛が役割のため、地表に姿を見せることもありますが、とくにヤマトシロアリの兵アリは臆病で、危険を感じるとすぐに逃げます。
羽アリ(有翅虫)

ヤマトシロアリの羽アリの体色は黒褐色から暗褐色で、前胸背板だけが黄色いのが大きな特徴です。羽の中脈が網目状に細かく分枝しており、イエシロアリと見分けるポイントにもなります。
羽アリは「群飛」と呼ばれる方法で巣の拡大をおこなうのが役割です。
群飛とは、新しい巣をつくるために羽アリの集団で移動することです。巣がある程度大きくなったり、近くの木材がなくなったりしたときに起こります。
女王アリ

女王アリは体長11〜15mmで、コロニー内で最大のサイズです。腹部が大きく膨らんでおり、体色は乳白色から淡黄褐色をしています。
産卵が役割で、1日に数十個の卵を産み続けます。巣の中に1匹以上存在し、複数の女王アリがいる巣も珍しくありません。
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王アリ

王アリは体長約5〜7mmで、女王よりも小さいのが特徴です。体色は女王と同様に乳白色から淡黄褐色をしています。
生殖が役割で、女王とペアになって巣の奥深くに生息しています。基本的には巣の中に1匹存在します。
ヤマトシロアリとイエシロアリの違い・見分け方

ヤマトシロアリに次いで被害件数が多いイエシロアリは、同じ「地下シロアリ」であり、見た目も似ています。
職蟻での判別はほとんど不可能ですが、羽アリは色が違うため見分けやすいです。ヤマトシロアリの羽アリが黒っぽいのに対し、イエシロアリは黄褐色で羽が乳白色をしています。
見た目の違い
| ヤマトシロアリ | イエシロアリ | |
| 羽アリ | ・黒っぽい
・4.5~7.5mm |
・黄褐色で羽が乳白色
・7.4~9.4mm |
| 兵アリ | ・長方形(細長い)
・頭部が体長の約1/3ほどの大きさ |
・卵形(丸みがある)
・長方形(細長い) ・頭部が体長の約1/2ほどの大きさ |
生態の違い
| ヤマトシロアリ | イエシロアリ | |
| 群飛時期 | 4~5月の昼間 | 6~7月の夕方~夜 |
| 水を運ぶ能力 | なし | あり |
| 巣の場所 | 食侵食した木材の中 | 土の中 |
| 生息地域 | 日本全土(北海道名寄市が北限) | 千葉県以西の海岸線に沿った温暖な地域 |
| 兵アリの性格 | 臆病 | 攻撃的 |
| 走行性 | 光に引き寄せられない | 羽アリが光に引き寄せられる |
ヤマトシロアリと他の虫との見た目の違い・見分け方
ヤマトシロアリと間違えやすい虫がいくつか存在します。違いを把握して、虫の判別ができるようにしましょう。
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ゴキブリの幼虫

ゴキブリの幼虫は白色で、体長は4mm程度です。触角と脚があり、シロアリと似た見た目をしています。
行動範囲が狭く、生まれた場所から数十センチ程度しか移動しません。暗くて湿気の多い場所を好み、排水口や風呂場、キッチンなどの水回りに潜伏する傾向があります。
シロアリとの違いは、サイズがやや大きめで、頭部と胸部の間にくびれがない点です。
チャタテムシの幼虫

チャタテムシの幼虫は白色または透明で、体長は1mm程度と非常に小さいです。触角と脚があります。
畳や障子、古い本などを好み、素早く這い回ります。別名「本シラミ(Booklouse)」とも呼ばれ、梅雨時期など蒸し暑い季節になると増える傾向があります。
シロアリとの違いは、チャタテムシの方が頭が小さい点です。シロアリの幼虫は触角が数珠状で短いのに対し、チャタテムシはまっすぐで長いという特徴があります。
トコジラミ(南京虫)

トコジラミの幼虫は白色または透明で、体長は1〜4mm程度です。触角と脚があります。
主な栄養源は人間の血液で、体重の3〜5倍ほどの血液を摂取します。昼間はベッドや壁、床などの隙間に隠れ、夜間に這い出して吸血します。
シロアリとの違いは、全体的に扁平かつ楕円形で、胴が短くて太い点です。
クロアリの羽アリ

クロアリの羽アリは黒色または暗褐色で、体長は5〜15mm程度です。
シロアリとの大きな違いは、胸部と腹部の間にくびれ(腰)があることと、触角が「く」の字型に曲がっていることです。食品に群がったり、建物に巣をつくったりすることがありますが、木材は食べません。
キノコバエ

キノコバエは黒色〜暗褐色で、体長は2〜5mm程度です。
シロアリとの違いは、小さくて細い体型で、脚が長くて目立つことです。触角が体長と同程度かそれ以上に長いのも特徴。
人間に対する直接的な被害はほとんどありませんが、大量発生することで気分を害する「不快害虫」に分類されています。
チャタテムシ

チャタテムシの成虫は淡黄色から淡褐色で、体長は1〜2mm程度です。
シロアリとの違いは、体が小さく触角が細く長いことです。羽が薄く透明なことも違いの一つです。
カビや有機物を食べ、書籍や壁紙、食品などに被害を与えることがあります。人を噛むなど直接的な被害はありませんが、死骸の粉を吸い込むと喘息などのアレルギーの原因になることがあります。
ヤマトシロアリの生態の特徴
ヤマトシロアリが「いつ」「どこで」「どう暮らしているのか」を理解すれば、対策も見えてきます。ここでは活動時期や巣の特徴など、生態面の特徴をお伝えします。
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活動時期と活発化の条件|気温25〜30°C、湿度70〜80%で活発化
ヤマトシロアリは6°C前後で活動を開始し、12°Cを越えると活発になります。活動上限温度は33°C程度で、もっとも食害が激しくなるのは25〜30°Cの環境です。
| 活発化する気温 | 活発化する湿度 |
| 25℃〜30℃ | 70~80% |
冬眠せず1年を通して活動を続ける特徴があり、気温が低くなると活動は鈍化しますが、完全に停止することはありません。
現代の高断熱・高気密住宅では床下温度が真冬でも10°C以上あり、年中活動できる環境が整っています。
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巣の特徴|固定の巣をつくらず、食べた木材の中に住む

ヤマトシロアリは、侵食した場所がそのまま巣を兼ねることが多いです。
水を運ぶ能力がないため、常に湿気のある場所に巣をつくります。浴室や玄関周りの木材、庭の朽ち木、床下の土中といった湿度の高い場所に巣がつくられやすいです。
湿ったり腐ったりしている木材が狙われやすいですが、断熱材のような乾燥した木材に巣がつくられる事例も報告されています。被害は建物の1階部分にとどまることが多いものの、雨漏りや結露がひどい場合は2階まで広がることもあります。
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ヤマトシロアリの繁殖システム|女王は実質的に不死
最新の研究で、ヤマトシロアリの女王アリが実質的に不死である可能性が示されています。
ヤマトシロアリの女王アリは通常の産卵に加えて単為生殖をおこない、自分自身とまったく同じ遺伝子をもつクローンの「二次女王」を無数に生み出します。二次女王は、成長すると女王アリと同じように産卵をおこないます。
1匹の女王アリが産む卵の数は1日に25個ほどですが、女王アリのクローンが増えるごとに巣全体で産まれる卵の数は倍々で増加します。京都大学の研究では、一つの巣で発見された676頭の女王アリが、もとの女王アリのクローンである例も発見されました。
ヤマトシロアリの女王アリは、最初の個体が死んでも遺伝子的には半永久的に存在し続けられるのです。
ヤマトシロアリの発生しやすい時期
ヤマトシロアリは1年を通して活動していますが、時期によって活動の活発さや発見のしやすさが異なります。蟻道が目立つ時期、羽アリが発生する時期、被害が拡大しやすい時期を知っておくことで、早期発見・早期対処につなげましょう。

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ヤマトシロアリの蟻道がつくられやすい時期|4月〜7月、9月〜11月
蟻道(ぎどう)とは、シロアリが移動するために土や排泄物でつくるトンネル状の通路のことです。ヤマトシロアリの蟻道は直径1cm以下と細く、基礎や束石、配管周りなどに形成されます。
春から初夏(4月〜6月)がもっとも蟻道が発達しやすい時期です。気温が12°Cを越えるとシロアリの活動が活発になり、餌場への移動経路として蟻道の構築が盛んになります。
梅雨時期(6月〜7月)も新しい蟻道がつくられやすい時期です。湿度が高くなるためシロアリの活発化条件が整いやすく、活動量が増えるため蟻道の建築も進みます。
秋(9月〜11月)は夏の暑さが和らぎ、再び活動が活発になる時期で、この季節もまた蟻道がつくられやすくなります。

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ヤマトシロアリの羽アリの発生時期|西日本では4月下旬〜5月、東北・北海道では6月ごろ

群飛とは、新しい巣をつくるために羽アリが古い巣から飛び出す現象です。新天地に到着後は羽を落とし、オスとメスがつがいになって新しい巣を形成します。
群飛時期は地域によって異なり、西日本では4月下旬から5月、東北・北海道では6月に見られます。午前10時から12時頃の昼間に発生しやすいのが特徴です。
また、雨上がりの快晴の日に起こりやすく、1年に1回だけとは限らず、条件が揃えば年に複数回発生することがあります。
ヤマトシロアリの被害が拡大しやすい時期|4月〜7月、9月〜11月
被害が拡大しやすい時期は、基本的には蟻道がつくられやすいタイミングと重なります。
春から初夏(4月〜7月)、とくに梅雨時期(6月〜7月)は、高温多湿の環境がシロアリにとって最適な活動条件となるため被害も拡大しやすいです。
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35°C以上の高温は苦手なため、真夏(8月)は活動がやや鈍化する傾向があります。秋(9月〜11月)は夏の暑さが和らぎ、再び活動が活発になる時期で、活動が活発化する2回目のピークとなります。
ヤマトシロアリによる被害の実態と危険性
ヤマトシロアリの被害を放置すると、住宅の耐久性や耐震性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。ここでは具体的な被害事例と危険性をお伝えします。
ヤマトシロアリの被害にあいやすい場所
ヤマトシロアリは湿った木材を好むため、住宅内でも特定の場所に被害が集中する傾向があります。被害にあいやすい場所を把握しておきましょう。
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床下・基礎

床下の土台や大引きが侵食されることが多いです。基礎と土台の接合部分が狙われやすく、床がきしむ、歩くとギシギシ音がするなどの症状が現れます。
床下点検口がない住宅では被害発見が遅れやすく、発覚時には広範囲に被害が及んでいるケースもあります。
浴室・キッチンなどの水回り

ヤマトシロアリは湿った木材を好むため、浴室や台所などの水回りはとくに被害にあいやすいです。
浴室では、ドア枠や壁の下地材、洗面台周辺の木部が狙われやすいです。在来工法の場合、タイルの目地が劣化してひび割れが生じると、そこから水分が浸透し、下地の木材が常に湿った状態になります。
ユニットバスであっても、入口周辺の木材や土台部分は被害にあう可能性があります。
キッチンでは、シンク下の収納スペースや床下が要注意箇所です。排水管からの微量な水漏れや結露が原因で湿気がこもりやすく、シロアリにとって好条件の餌場になります。給排水管が基礎を貫通する部分も侵入経路として狙われやすいポイントです。
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畳・和室

畳もシロアリのターゲットになります。畳の裏側や畳下の床板への被害が報告されており、和室の柱や敷居への侵食も多いです。
とくに使用頻度の低い和室は、換気不足による湿気でシロアリ被害が進行しやすい環境になっているケースがあり要注意です。
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2階・天井・屋根裏への被害も発生する

ヤマトシロアリは水を運ぶ能力がないため、基本的に床下や1階部分など湿気の多い場所を中心に被害を及ぼします。しかし、雨漏りにより天井裏や壁内の木材が湿ると、2階・天井・屋根裏まで被害が拡大することもあります。
2階や屋根裏の被害は発見が遅れやすいため、2階の床がきしむ、屋根裏から木くずが落ちてくるなどの兆候があれば、早めに専門業者へ相談しましょう。
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シロアリ被害がもたらす建物の耐久度低下

シロアリに食害された木材は、見た目以上に強度が低下します。
野外でシロアリに食害させた木材の強度試験では、断面が16%減少した木材の圧縮強度と曲げ強度は約半分にまで低下しました。
木材の強度低下は建物全体の耐震性に直結します。1995年の阪神淡路大震災、2016年の熊本地震では、全壊した建物の多くにシロアリ被害があったことが判明しています。
修繕・リフォーム費用がかかる
シロアリ被害で建て替えに至るケースはまれで、多くは被害箇所の補修・補強で対応できます。ただし被害が広がるほど費用は高額になるため、早期発見が重要です。
| 補修場所(1箇所あたり) | 相場 |
| 床下の補強(腐食した木材の交換など) | 20~50万円程度 |
| 柱の補強 | 10~50万円程度 |
| 床材の張り替え | 100〜200万円程度 |
| 柱の交換 | 100~200万円程度 |
| 建物基礎部分の補強 | 200万円以上 |
| 屋根や梁の修繕 | 200万円以上 |
シロアリ被害が軽微なうちに駆除や対策をしておけば、大規模な修繕・リフォームが不要になり、結果的にトータルの支出を抑えられます。


ヤマトシロアリの発生原因
ヤマトシロアリが発生しやすい条件を理解することで、効果的な予防対策につなげることができます。主な発生原因をお伝えします。
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湿気が多い環境

ヤマトシロアリは乾燥に弱く、体の水分を保つために常に湿った環境を必要とします。
水漏れや雨漏りが発生している箇所は格好の標的です。気づかないうちに壁内や床下で水漏れが進行しているケースも多いため注意が必要です。
浴室、キッチン、洗面所、トイレなど水回り周辺は、日常的に水を使用するため湿度が高くなりやすいです。床下の土壌が常に湿っている立地も要注意で、地下水位が高い場所、排水不良のある場所、河川や池の近く、盆地や窪地などはシロアリ発生のリスクが高まります。
また、建物の北側や日当たりの悪い部分は乾燥しにくく、湿度が上がりやすいです。エアコンのドレン水が床下や基礎周りに流れ込んでいる場合もあるので細めに確認してください。
木材(餌)が豊富にある環境
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ヤマトシロアリの主食は木材に含まれるセルロースです。
木造住宅であれば構造材自体が餌となりますが、住宅周辺の木材もシロアリ誘引の原因になります。
庭に放置された木材、伐採した木の切り株、枕木、薪、木製の杭などがある場合、これらが最初の餌場となり、その後住宅本体へ侵入するパターンが多いです。
とくにウッドデッキ、木製フェンス、木製門柱、パーゴラなどの外構木材は地面に近いため被害にあいやすいです。段ボール、古新聞、古本、古い衣類などもシロアリの餌になるため、床下収納や物置に長年放置している場合は処分しましょう。
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適温が維持されている環境
ヤマトシロアリは6°C前後で活動を開始し、12°Cを越えると活発になります。もっとも活動が活発になるのは25〜30°Cです。
| 活発化する気温 | 活発化する湿度 |
| 25℃〜30℃ | 70~80% |
現代の高断熱・高気密住宅は床下温度が年間を通して10°C以上を維持しやすく、真冬でもシロアリが活動できる環境が整っています。床暖房を設置している住宅は、床下の温度も上昇するためシロアリにとって快適な環境が維持されやすいです。
周辺環境にシロアリの生息源がある

ヤマトシロアリは住宅だけでなく、倒木や落ち葉を分解する「益虫」として自然の中に多く存在しています。自然豊かな環境ほど近くにシロアリが生息している可能性が高くなります。
近隣に森林、雑木林、公園などがある場合、そこに生息するシロアリが住宅地に侵入してくることがあります。
また、過去にシロアリ被害があった住宅が近くにある場合、地中を通じて被害が自宅まで及ぶことがあります。
建物の経年劣化による防御機能の低下

新築時には防蟻処理が施されていても、時間の経過とともにその効果は低下します。
新築時の防蟻処理に使用される薬剤の効果は一般的に5年程度です。5年を過ぎると薬剤の効果が大幅に低下し、シロアリが侵入しやすくなります。
また、基礎コンクリートは経年劣化でひび割れが発生し、0.5mm程度の微細なひび割れでもシロアリは侵入可能です。配管周りのシーリング材やコーキング材も紫外線や温度変化で劣化し、隙間ができやすくなります。
隙間からのシロアリの侵入を防ぐには、住宅の定期点検が必要です。
ヤマトシロアリの侵入経路
シロアリがどこから侵入するのかを理解すれば、効果的な対策が可能になります。主な侵入経路をお伝えします。
土の中からの侵入経路

土中に生息するシロアリが、基礎や配管の隙間から建物内部に侵入し、土台や柱などの構造材を食害します。とくに以下の場所から侵入されるケースが多いです。
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基礎と土台の接合部

基礎コンクリートの上に載っている木製の土台との接合部は、構造上わずかな隙間ができやすく、シロアリの侵入経路になりやすいです。
布基礎の場合、基礎天端と土台の間にわずか1mm程度の隙間があれば侵入可能です。基礎パッキン工法でも、パッキンの隙間から侵入するケースが多数報告されています。基礎パッキンは換気性能向上には効果的ですが、防蟻性能は万全ではありません。
配管貫通部(給排水管・ガス管・電気配線など)

床下や基礎を貫通する各種配管の周囲は、施工上隙間ができやすく、シロアリの侵入経路になりやすいポイントです。
キッチン、浴室、トイレ、洗面所など水回りの給排水管が基礎を貫通する部分は特に要注意です。配管周りはモルタルやシーリング材で塞がれていますが、経年劣化で収縮やひび割れが発生しやすいです。
ガス管、電気配線、光ファイバーケーブルなどの貫通部も同様にリスクがあります。後から追加工事で開けた穴(追加配管、エアコン設置など)はとくに処理が不十分なケースが多いです。
基礎のひび割れ・打ち継ぎ部

べた基礎でも安心はできません。べた基礎は床下全面をコンクリートで覆うため、布基礎より防蟻性が高いとされますが、立ち上がり部分や打ち継ぎ部など構造上ひびが入りやすい箇所があります。
また、コンクリート自体が乾燥収縮によるひび割れ、地震によるひび割れなど起こる可能性があります。0.5mm程度の微細なひび割れでもシロアリは侵入可能です。
ひび割れ部分から侵入したシロアリは、蟻道をつくりながら基礎の内側を上り、土台の木材に到達します。
玄関土間・勝手口土間

玄関や勝手口の土間コンクリートは、建物本体の基礎とは別に打設されることが多く、その接合部に隙間ができやすいです。とくに玄関を頻繁に水洗いする習慣があると、水分が隙間に浸透し、シロアリを誘引する原因になります。
また、玄関框(かまち)は木製であることが多く、土間から侵入したシロアリの最初の被害箇所になりやすいです。タイル張りの玄関でも、タイル目地のひび割れから水分が浸透し、シロアリが発生することがあります。
ベランダ・外壁からの侵入経路
土中からの侵入だけでなく、外壁やベランダなど地上から侵入するパターンもあります。とくに以下の場所は侵入経路になる可能性があるので注意してください。
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外壁のひび割れ・目地の劣化

外壁の劣化部分は雨水の浸入経路になると同時に、シロアリの侵入経路にもなります。
とくに、モルタル外壁のひび割れ(クラック)、目地シーリング(コーキング)のひび割れは起こりやすいです。雨水の浸入により、壁内の湿度が上がりやすくなることもシロアリ発生の原因になります。
また、外壁と基礎の接合部(水切り部分)の隙間からシロアリが侵入するケースもあります。外壁に蟻道がつくられている場合は、すでに相当な被害が進行している可能性が高いです。
ベランダ・バルコニー

ベランダやバルコニーは屋外に面しており、排水不良や防水層の劣化が起きやすい場所です。
排水ドレンの詰まりや勾配不良により水が溜まりやすい場所は、湿気が多くシロアリ発生の原因となります。また、ベランダの防水層(FRP防水、ウレタン防水など)が劣化して下地の合板に水が浸透すると、木材が腐朽しシロアリ被害にあいやすくなります。
さらに、木製の手すりや支柱がある場合、そこから侵入・食害されるケースがあります。ベランダに長期間置いている植木鉢やプランターの下は湿気がこもりやすく、シロアリが巣づくりすることもあるため要注意です。
DIYで設置されたウッドデッキやパーゴラが、適切な防蟻処理をされていないためにシロアリの侵入経路になるケースも多いです。
エアコン配管・換気口の隙間

住宅には外部と室内をつなぐさまざまな開口部があり、これらがシロアリの侵入経路になることがあります。
たとえば、エアコンの室外機と室内機をつなぐ冷媒配管の貫通部は、施工時にパテやシーリングで塞がれますが、経年劣化で隙間ができやすいです。配管カバーの内部を蟻道として利用し、外壁を伝って室内に侵入するケースがあります。
床下換気口や壁面の換気口(通気口)のメッシュが破損していたり、メッシュの目が粗かったりすると、羽アリが侵入する可能性もあります。24時間換気システムの給排気口も侵入経路になります。
窓枠・サッシ

窓の周辺は結露が発生しやすく、木部の腐朽が起きやすい場所です。
窓枠と外壁の間のシーリング(コーキング)が劣化すると、雨水が浸入して窓枠などの木材が湿気を含みやすくなります。とくに結露が発生しやすい窓(アルミサッシ、単板ガラスなど)の場合、周辺の木部に水が貯まっていないか注意してください。
2階以上に被害が発生する場合もある
ヤマトシロアリは基本的に床下や1階を中心に被害を及ぼしますが、条件が揃えば2階以上にも被害が及ぶことがあります。
主な条件は以下のとおりです。
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ヤマトシロアリを発見したときの対処法
自宅でヤマトシロアリや羽アリを見つけたとき、慌てずに適切な対処をすることが重要です。やるべきことと、やってはいけない行動をお伝えします。
目の前のヤマトシロアリを駆除する応急処置
ヤマトシロアリを発見したら、まずは落ち着いて状況を記録し、目の前の個体を処理しましょう。詳しい手順をお伝えします。
| 手順1)発生場所の記録
手順2)付近を掃除機で吸引 |
手順1)発生場所の記録
スマートフォンなどで発生場所とシロアリの写真を撮影しておきましょう。後で専門業者に相談する際の重要な資料になります。
シロアリを室内や敷地内で発見した場合、他の場所が被害にあっている可能性が高いため駆除業者を呼ぶことがおすすめです。診断だけなら無料の業者も多いので、積極的に利用しましょう。
手順2)付近を掃除機で吸引
地表に出てきているシロアリは掃除機で吸ってしまうのがもっとも手っ取り早いです。シロアリは弱い生き物で、掃除機で吸えばほぼ確実に死にます。
万が一生き残った場合に備えて、吸い込んだあとはゴミ袋の口をしっかりと閉めて捨てましょう。掃除機が使えない場所では、粘着テープや粘着シートを使用すると簡単に駆除できます。
シロアリ発見時にやってはいけないNG行動
スプレーなど市販の駆除剤を使う場合、根本的な解決にはならないため注意が必要です。
殺虫スプレーのような強い刺激を与えると、他のシロアリが危険を察知して、さらに住宅の見つけにくい場所に潜る可能性があります。
周辺に蟻道を発見した際も、慌てて壊すのは避けるべきです。危険を察知したシロアリが別の場所から新たな蟻道をつくるだけで、根本的な解決にはなりません。


ヤマトシロアリの駆除方法と費用相場
ヤマトシロアリの駆除はプロに依頼するのが基本です。駆除方法の種類や費用相場をお伝えします。
バリア工法

バリア工法は、住宅の床下部分の土壌にシロアリ駆除・予防のための薬剤を満遍なく散布する施工法です。すでに土中に侵入しているシロアリを駆除すると同時に、新しいシロアリが侵入できない層(バリア層)をつくります。
薬剤散布は専用機械でおこなわれます。専用機械により薬液が土壌表面に均一に、隙間なく散布されることでシロアリの侵入を防ぐバリアとなります。
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住宅によっては、すでにシロアリの侵入を許しているケースもあります。その場合は土壌に薬剤を散布する前に木材内部のシロアリを駆除する穿孔注入処理をおこないます。
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最新の薬剤は人体や環境への安全性が高まっていますが、アレルギー体質の方は事前に業者へ相談することをおすすめします。
費用相場は以下のとおりです。
| 床面積 | バリア工法 |
| 20坪 | 99,000~166,000円 |
| 30坪 | 130,000~249,000円 |
| 40坪 | 174,000~332,000円 |
ベイト工法

ベイト工法とは、地中にベイト剤と呼ばれる毒餌を仕込み、シロアリに持ち帰らせることで、巣そのものの根絶を狙うシロアリ駆除の方法です。ベイト(bait)は「餌」という意味があり、そこから名前がつけられています。
近年生まれた駆除方法の一つで、日本では平成14年4月に日本シロアリ対策協会が標準の工法として定めました。
費用相場は以下のとおりです。
| 床面積 | ベイト工法 |
| 20坪 | 186,000~240,000円 |
| 30坪 | 279,000~360,000円 |
| 40坪 | 372,000~480,000円 |
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ヤマトシロアリ駆除はDIYできるのか
ヤマトシロアリは職アリ(働きアリ)が、他の階級へ分化する「擬職蟻」という特殊な能力をもっています。女王や王を駆除しても職アリが残っていると生殖階級に分化するため、新たな巣として再生することができます。
再生に必要な個体数については研究されている最中ですが、30〜50頭ほどの小集団から新しい巣が発生したケースがあります。
少数でも駆除漏れがあると巣が再生することから、市販の駆除剤やスプレーでは根本的な駆除は困難です。ベイト工法やバリア工法のような住宅全体を対象とした駆除が必要となります。
ベイト工法であれば、市販の薬剤を買ってきて自宅周辺に埋めれば実施自体は可能です。しかし、シロアリ被害の正確な調査、効果的な駆除方法の選定、土壌への穴開けなど専門的な作業は難しいです。
ベイト工法は効果が出るまでに数ヶ月から半年かかる施工方法であり、失敗がわかるのも数ヶ月先で、その間に被害が進む可能性があります。確実性の観点から業者への依頼をおすすめします。
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ヤマトシロアリの予防対策
ヤマトシロアリ被害から住宅を守るには、寄せ付けない環境づくりが大事です。ただし、すでに侵入されている場合は予防に意味はないので、駆除を検討しましょう。
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除湿の徹底で床下の湿度を下げる
ヤマトシロアリが好む湿度は70〜80%程度であり、この数値を下回る環境を維持することで被害リスクを軽減できます。具体的には以下が改善のポイントです。
床下換気口の周辺が物で塞がれていないかの確認

床下換気口は、床下の空気を循環させて湿気を逃がすための重要な設備です。換気口の前に物置やプランター、エアコンの室外機などを置いていると、空気の流れが妨げられ、床下に湿気がこもりやすくなります。
定期的に換気口周辺を点検し、障害物がないか確認しましょう。
湿気を外に飛ばすための床下換気扇の設置

床下換気扇は、床下の空気を入れ替えて湿度を下げるための設備です。自然換気だけでは十分に湿気が抜けない住宅や、立地条件により湿気がたまりやすい住宅に効果的です。複数台を組み合わせて使用するのが一般的です。
地面からの湿気を遮断するための防湿シートの敷設

防湿シートは、床下の土壌から上がってくる湿気を遮断するためのシートです。専用のシートを床下全面に敷き詰め、その上に砂利やコンクリートを載せて固定します。新築時に施工されていない住宅でも、後から敷設することが可能です。
住宅基礎部分のひび割れを点検

建物基礎部分の定期点検により、シロアリの侵入経路を発見し、対策ができます。
ヒビの原因は乾燥による収縮、気温変化、地震による被害などさまざまです。ヤマトシロアリは0.5mm以上のヒビであれば侵入できるといわれています。
ヒビを発見した場合、外壁塗装会社などの専門業者に依頼するのが確実です。応急処置として、市販されている基礎・ブロック塀用補修材を一時的に使うのも有効です。
配管周りの隙間を点検

基礎のひび割れ同様、水道管やガス管など外壁や基礎を貫通し、住宅の中までつながるパイプの周辺に隙間があると、シロアリの侵入経路となります。
隙間を埋める際は、外壁塗装会社などの専門業者に依頼するのが確実です。応急処置として、市販されているシーリング材を一時的に使うのも有効ですが、シーリング材と配管の相性が悪いこともあります。
とくにポリウレタン系のシーリング材は、塩ビ管を劣化させる可能性があります。配管の成分とシーリング材の成分を調べ、問題ないかを確認しましょう。
住宅周辺の環境整備で侵入経路を断つ
シロアリは木材やセルロースを含む材料をエサとするため、建物周辺に放置されているものを片付けることで、ターゲットになりにくくなります。
とくに早めに処分すべき物は以下です。
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薬液散布で床下にバリアを貼る
シロアリ駆除業者への依頼にはなりますが、シロアリの侵入を防ぐ目的でもっともよく使われているのは、バリア工法です。
住宅の床下に専用薬剤を満遍なく散布することで、土中に侵入しているシロアリを駆除すると同時に、新しいシロアリが侵入できない層(バリア層)をつくります。
専門的な対策を検討するなら、一度無料で診断してもらいましょう。
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ヤマトシロアリに関するよくある質問
ヤマトシロアリについてよくある質問と回答をまとめました。疑問や不安の解消にお役立てください。
ヤマトシロアリは冬でも活動する?
冬眠せず1年中活動します。活動は鈍化しますが被害は進行します。
とくに現代の住宅は床下温度が高いため冬でも活動可能です。真冬でも床下温度が10°C以上を維持するケースが多く、ヤマトシロアリにとって活動可能な環境が整っています。
ヤマトシロアリに噛まれることはある?人体への害は?
ヤマトシロアリが人間を積極的に噛むことはありません。
とくにヤマトシロアリの兵アリは臆病で、人間が近づくとすぐに逃げてしまいます。仮に噛まれても軽い痛みがある程度で、毒性もありません。
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まとめ
ヤマトシロアリ(学名:Reticulitermes speratus)は、日本のシロアリ被害の約9割以上を占める代表的なシロアリです。湿った木材を好み、床下や水回り、玄関付近に被害が多く発生します。
6°Cで活動を開始し、25〜30°Cでもっとも活発に活動します。冬眠せず1年中活動を続けるため、冬の間も被害が進行します。
少数の職蟻からでもコロニーが再生するため、徹底的な駆除が必要となります。放置すると住宅の耐久性・耐震性に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、早期発見・早期対処が重要です。
少しでも気になる方は、無料相談をご利用ください。









