日本国内で住宅に被害をもたらすシロアリは4種類いますが、ダイコクシロアリは乾燥した木材だけで生きられる特殊なシロアリです。
蟻道(ぎどう)をつくらず、木材の内部で静かに侵食を進めるため、被害に気づいたときには深刻な被害にあっていることも多いです。
本記事では、ダイコクシロアリの見た目や生態、被害の発見方法、有効な駆除方法と費用相場、予防対策までをまとめて解説します。ふんや羽アリを見かけて不安を抱えている方は、ぜひ最後まで目を通してください。


このような方におすすめ
- 室内で砂粒状のふんや木くずのようなものを見つけて、ダイコクシロアリの被害かどうか知りたい方
- ダイコクシロアリの生態や在来種との違いを理解し、適切な対策をとりたい方
- ダイコクシロアリの駆除方法や費用相場を把握して、業者への相談を検討している方
Contents
ダイコクシロアリとは?

日本に生息する24種類のシロアリのうち、住宅へ被害を与えるのはヤマトシロアリ、イエシロアリ、アメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリの4種類です。ここでは、ダイコクシロアリの基本情報を紹介します。
ダイコクシロアリは「カンザイシロアリ(かんざいシロアリ)」の一種で、世界の熱帯各地で恐れられている害虫です。家具や建材とともに移動し、乾燥した環境でも生存できるため、住宅にとって非常に厄介な存在といえます。
日本国内でのシロアリ被害全体に占めるカンザイシロアリ(アメリカカンザイシロアリを含む)の割合は約0.3%程度と少数ですが、在来種のヤマトシロアリやイエシロアリとはまったく異なる生態をもっており、従来の駆除方法が通用しません。
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ダイコクシロアリの分類と学名

ダイコクシロアリは、レイビシロアリ科(Kalotermitidae)ダイコクシロアリ属に分類される昆虫です。
「シロアリ」と名前がついていますが、生物学的にはアリではなくゴキブリに近縁な昆虫で、アリとはまったく別のグループに属しています。
| 学名 | Cryptotermes domesticus(クリプトテルメス・ドメスティクス) |
| 英語名 | Drywood Termite |
| 分類 | レイビシロアリ科 ダイコクシロアリ属 |
| 種別 | カンザイシロアリ |
和名の由来は、兵アリの頭部前面が垂直に裁断されたような形状をしており、「大黒頭巾」に似ていることにあります。
ダイコクシロアリの生息地・分布エリア

ダイコクシロアリは、熱帯・亜熱帯地域に広く分布しています。日本国内では、奄美大島以南の南西諸島(沖縄本島、石垣島、宮古島など)や小笠原諸島が生息場所です。
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野外での分布北限は「1月の平均気温が10°Cのライン」と一致し、現在のところ被害は沖縄県に集中しています。ただし、冬場に暖房を使う室内環境であれば分布北限より北の地域でも生存できる可能性があります。
ダイコクシロアリが侵食するのは住宅の構造材だけではありません。ピアノや家具といった木製品も被害対象で、鉄筋コンクリート造の建物であっても木製のドアが食害された事例が報告されています。
ダイコクシロアリの見た目と特徴

シロアリは「社会性昆虫」と呼ばれ、巣の中で多くの個体が役割を分担しながら集団生活を営む昆虫です。王・女王を含む生殖階級、外敵と戦う兵蟻(へいぎ)階級、巣の維持管理を担う職蟻(しょくぎ)階級といった階級が存在します。
ここでは、階級ごとのダイコクシロアリの外見的特徴を画像とともにお伝えします。
階級ごとのダイコクシロアリの見た目【画像あり】

擬職蟻(働きアリ)

ダイコクシロアリの働きアリは「擬職蟻(ぎしょくぎ)」と呼ばれ、他の階級に分化する能力をもっています。巣全体の90%以上を占め、餌の採取・運搬、巣の構築や修理、幼虫の世話など多くの仕事を担当しています。
外見は全体が乳白色から淡黄白色で、ほぼ円筒状の体型です。ダイコクシロアリが含まれるレイビシロアリ科に共通する特徴として、大顎の先端に亜鉛が蓄積されており、それによって硬く乾いた木材を噛み砕きます。
また、左大顎の第3縁歯(えんし)の前縁が後縁に比べて長く、斜め後方に突出している点も特徴的なポイントです。
擬職蟻は分化能力があるため、少数でも取り残すと女王アリや王アリになる個体が生まれ、巣が再生する可能性があります。繁殖・再生能力が高く、完全駆除は極めて難しいのがダイコクシロアリです。
兵アリ

兵アリの体長は約3.5〜5.5mmで、アメリカカンザイシロアリの兵アリよりも小さめです。体の色は乳白色ですが、頭部は黒褐色をしており、シロアリの種類を見分ける際にもっともわかりやすい手がかりとなります。
最大の特徴は、頭部前面が垂直に裁断されたような形状をしていることです。和名の「ダイコクシロアリ」は、独特な頭部の形が「大黒頭巾」に似ていることに由来しています。
外敵が近づくと、硬化した前胸を支点にして自らの頭部で木材内部のトンネルを閉鎖し、侵入を阻むという独特の防衛行動をとります。
羽アリ(有翅虫)

羽アリの体長は羽も入れて約7〜10mmで、全体的に黄褐色をしています。羽は無色透明で、翅脈(しみゃく=羽の筋模様)に独特の模様があり、触角は数珠状の形をしています。
群飛(ぐんぴ=新しい巣をつくるために羽アリが一斉に飛び出すこと)は、他のシロアリのように特定の時期が決まっていません。ほぼ一年中不定期に発生します。飛行距離は短く、被害は近隣へ順次拡大していく傾向があります。
女王アリ

女王アリは巣の中で産卵を担う中心的な存在です。体色は乳白色から淡黄白色で、卵巣の発達により腹部が膨らんでいる点が特徴です。
ダイコクシロアリの女王は、少数の個体でも容易に巣を再建できるほど高い繁殖能力を備えています。仮に駆除で大部分の個体が除去されたとしても、女王が生き残っていれば巣の再生が始まるため、完全駆除が困難とされる要因の一つです。
王アリ

王アリは女王とペアで巣の中に1頭だけ存在し、繁殖の役割を担っています。体色は女王と同じく乳白色から淡黄白色ですが、体のサイズは女王よりも小さい点が特徴です。
王アリは女王とともに巣の創設期から生殖活動を続け、巣の成長を支えています。羽アリとして飛び立った後にペアを形成し、新たな木材に穴を空けて営巣を開始します。
ダイコクシロアリとヤマトシロアリの違い・見分け方

日本国内のシロアリ被害の90%以上を占めるヤマトシロアリは、土の中に巣をつくる「地下シロアリ」に分類され、ダイコクシロアリとは根本的に生活様式が異なります。最大の違いは「蟻道をつくらない」「土壌との接点をもたない」「乾燥した木材でも被害にあう」という3点です。
羽アリの体色にも差があり、ダイコクシロアリは黄褐色を帯びているのに対し、ヤマトシロアリは黒褐色をしています。
見た目の違い
| ダイコクシロアリ | ヤマトシロアリ | |
| 羽アリ | 黄褐色 / 5〜6mm | 黒っぽい / 4.5〜7.5mm |
| 兵アリ | 頭部は黒褐色・前面が垂直に裁断状 | 淡褐色 |
生態の違い
| ダイコクシロアリ | ヤマトシロアリ | |
| 群飛時期 | ほぼ一年中、不定期 | 4〜5月の昼間 |
| 好む木材 | 乾燥材 | 湿った木材 |
| 巣の個体数 | 数百〜数千頭 | 数万〜数十万頭 |
| 生息地域 | 奄美大島以南、小笠原諸島 | 日本全土(北海道名寄市が北限) |
ダイコクシロアリと他の虫との見分け方
ダイコクシロアリと間違えやすい虫がいくつか存在します。違いを把握して、適切な対処につなげましょう。
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キクイムシ

キクイムシもダイコクシロアリと同様に木材を侵食し、砂粒状の粉を排出します。ただし、キクイムシの粉は細かくサラサラした木くずであるのに対し、ダイコクシロアリのふんは俵状で表面に6本の縦溝がある点が大きな違いです。
木材に空ける穴のサイズにも差があり、キクイムシの穴は1〜2mm程度と小さめです。ふんの形状と穴のサイズを確認すれば、どちらの被害かを判別できます。
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ゴキブリの幼虫

ゴキブリの幼虫は白色で体長4mm程度です。行動範囲が狭く、生まれた場所から数十センチ程度しか移動しません。暗くて湿気の多い場所、とくに排水口や風呂場、キッチンなどの水回りに潜伏する傾向があります。
ダイコクシロアリとの違いとして、ゴキブリの幼虫はサイズがやや小さく、頭部と胸部の間にくびれがない点で見分けられます。
チャタテムシの幼虫

チャタテムシの幼虫は白色から透明で、体長は1mm程度と非常に小さいです。
畳や障子、古い本を好み、素早く這い回る特徴があります。別名「本シラミ(Booklouse)」とも呼ばれ、梅雨など蒸し暑い季節に増殖します。
ダイコクシロアリとの違いは、チャタテムシの方が頭が小さく、触角がまっすぐで長い点です。シロアリの幼虫の触角は数珠状で短く、観察すれば区別がつきます。
トコジラミ(南京虫)

トコジラミの幼虫は白色から透明で、体長1〜4mm程度です。主な栄養源は人間の血液で、体重の3〜5倍もの血液を摂取します。
昼間はベッドや壁、床の隙間に隠れ、夜間に這い出して吸血する習性があります。ダイコクシロアリとの違いは、トコジラミは全体的に扁平(へんぺい)かつ楕円形で、胴が短く太い体型をしているところです。
クロアリの羽アリ

クロアリの羽アリは黒色または暗褐色で、体長5〜15mm程度です。
ダイコクシロアリの羽アリとのもっとも明確な違いは、胸部と腹部の間にくびれ(腰)がある点と、触角が「く」の字型に曲がっている点です。
クロアリは食品に群がったり建物に巣をつくったりしますが、木材を食べることはありません。
キノコバエ

キノコバエは黒色から暗褐色で、体長2〜5mm程度の小さな虫です。ダイコクシロアリの羽アリとの違いは、体が細く、脚が長くて目立ち、触角が体長と同程度に長い点です。
人間への直接的な被害はほとんどなく、大量発生すると不快感を与える「不快害虫」に分類されます。
チャタテムシ

チャタテムシの成虫は淡黄色から淡褐色で、体長1〜2mm程度です。ダイコクシロアリの羽アリよりも全体的に小さく、触角が細長く、羽が薄く透明である点が特徴です。
カビや有機物を食べ、書籍や壁紙、食品に被害を与えることがあります。人を噛むなどの直接的な害はありませんが、死骸の粉を吸い込むと喘息(ぜんそく)などアレルギーの原因になるケースが報告されています。
ダイコクシロアリの生態の特徴
ダイコクシロアリが「いつ」「どこで」「どのように暮らしているのか」を理解すれば、効果的な対策が見えてきます。
乾燥した木材を侵食する、蟻道をつくらないといった生態上の特徴の一部は、ダイコクシロアリだけでなく、アメリカカンザイシロアリにも共通します。両種類は「カンザイシロアリ」に分類され、同じ仲間です。
ここでは、まずカンザイシロアリに共通する生態を整理したうえで、ダイコクシロアリとアメリカカンザイシロアリの違いを解説します。
カンザイシロアリに共通する生態の特徴
ここでは、ダイコクシロアリとアメリカカンザイシロアリの両方に共通するカンザイシロアリ全般の性質を解説します。
餌|乾燥した木材を侵食する
ダイコクシロアリは地中の水分や湿った土壌に依存しないカンザイシロアリです。「カンザイ(乾材)」の名のとおり、含水率の低い気乾状態の木材を餌にしています。
乾燥に対する耐性が極めて高いのは、消化管の末端にある直腸の機能が優れているからです。通常であれば排泄物と一緒に体の外に出ていく水分を、ほぼ完全に取り込め、木材の繊維に含まれるごくわずかな水分だけで活動できます。
活動範囲を水源の有無に左右されないため、被害が床下や水場の近くに限定されません。小屋裏の構造材、2階の柱や梁、ピアノやタンスといった木製家具まで、侵食されるリスクがあります。
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活動時期と活発化の条件|年間を通じて活動可能
カンザイシロアリは季節による活動の波が小さく、1年を通して木材を侵食し続けます。住宅の屋内は外気ほど温度が上下しないため、真冬であっても活動が止まることはありません。とくに摂食の活性が高まるのは20°C〜35°Cの温度帯です。
| 活発化する気温 | 活発化する湿度 |
| 20℃〜35℃ | 70~80% |
巣の特徴|木材内部に穿孔して小集団で生活

カンザイシロアリは地下に巣をつくる在来種とは異なり、侵食対象の木材そのものを住みかにします。木材の内部に穴を空け、その中で数百頭から数千頭規模の小さな集団で暮らすのです。
注意すべきは、住宅1軒に対して巣が1カ所とは限らない点です。小屋裏の梁、壁内の柱、別の部屋の家具など、離れた複数の場所にそれぞれ独立した巣が形成されるケースがあります。
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蟻道をつくらない|在来種との最大の違い
ヤマトシロアリやイエシロアリといった在来種は、地中から住宅へ向かって蟻道(土や唾液でつくるトンネル状の通路)を構築し、そのルートを使って木材へ到達します。蟻道の存在が被害発見の有力な手がかりとなるため、被害の可能性がある場合、床下を点検して蟻道の有無を確認するのが基本です。
カンザイシロアリの場合、こうした蟻道は一切つくりません。木材の内部をそのまま食べ進みながら移動するため、外から見ただけでは被害にあっているかがわからないのが厄介な点です。表面に異常が見当たらない木材であっても、内側がすでに空洞化しているケースは多いです。
被害を早期に見つけるためには、床下だけでなく小屋裏や壁の内部、住宅内の木製家具まで含めた広範囲の点検が求められます。
ダイコクシロアリとアメリカカンザイシロアリの違い

ダイコクシロアリとアメリカカンザイシロアリは、いずれも乾燥した木材の内部に巣をつくる「カンザイシロアリ」の仲間です。分類上はどちらもレイビシロアリ科に属しますが、ダイコクシロアリはダイコクシロアリ属、アメリカカンザイシロアリはカンザイシロアリ属に分かれており、生態や外見にいくつかの違いがあります。
見た目の違い
| ダイコクシロアリ | アメリカカンザイシロアリ | |
| 羽アリの体色 | 黄褐色 | 頭部は赤褐色、胴体は黒褐色 |
| 羽アリの体長 | 5〜6mm | 8〜11mm |
| 兵アリの頭部 | 黒色、前面が裁断状で体の約1/4 | 濃褐色〜黒色、円筒形で体の約1/3 |
もっともわかりやすい違いは、兵アリ頭部の形状の差です。
ダイコクシロアリの兵アリは頭部の前面が垂直に裁断されたような形で、体長の約1/4の大きさなのに対し、アメリカカンザイシロアリの兵アリは頭部が円筒形で体長の約1/3を占めます。
生態の違い
| ダイコクシロアリ | アメリカカンザイシロアリ | |
| 分布域 | 奄美大島以南、小笠原諸島 | 宮城県〜沖縄県(26都府県) |
| 群飛時期 | 不定期 | 6〜9月の昼間 |
| 走光性(光への反応) | あり | なし |
| 巣の規模 | 数十〜数百頭(より小規模) | 数百〜数千頭 |
| おもな被害対象 | 家具、木製品が中心 | 住宅の構造材、家具、木製建具など幅広い |
| 日本国内の被害規模 | 限定的、沖縄県を中心とした一部地域 | 拡大傾向、26都府県で確認 |
生態面でとくに大きな違いは分布域と群飛の時間帯です。
ダイコクシロアリの被害場所は、奄美大島以南や小笠原諸島といった温暖な地域に限られています。一方、アメリカカンザイシロアリは寒さへの耐性がダイコクシロアリよりも高く、宮城県〜沖縄県まで26都府県での被害が確認されています。
群飛の時期も、ダイコクシロアリがほぼ一年中不定期に発生するのに対し、アメリカカンザイシロアリは6〜9月の昼間に多いです。
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ダイコクシロアリ被害の発見方法
ダイコクシロアリは発見が非常に難しいシロアリです。木材の内部を少しずつ侵食するため、外観からは被害に気づきにくい傾向があります。
しかし、特徴的な「糞粒(ふんりゅう)」を排出し、これが発見の最大の手がかりです。被害のサインを見逃さないためのポイントを確認しましょう。
砂粒状のふん(糞粒)が落ちている

発見の最大の決め手は、木材に空けられた小さな穴から排出されるふんです。ヤマトシロアリやイエシロアリはふんを蟻道の材料に使うため、外に排出しません。室内でふんを発見した場合は、カンザイシロアリの被害である可能性が高いといえます。
ふんは定期的に排出されるため、掃除をしても繰り返し同じ場所に「粉っぽいもの」が落ちている場合は注意が必要です。
ふんの特徴

ふんの大きさは約1mmで、米俵のような形をしています。表面には6本の縦筋が入っており、虫眼鏡を使えば肉眼でも確認可能です。
色は食べた木材の色に近く、黄色から褐色、ベージュからダークブラウンまでさまざまです。硬く、指で潰せません。乾燥した砂粒状でサラサラしており、ほかの虫のふんとは質感が異なります。
発見されやすい場所
ふんがよく見つかるのは、窓枠の下やサッシ周辺です。天井に巣がある場合は、天井からパラパラと降ってくることもあります。
巾木や壁際に山状に積もっていたり、押入れやクローゼットの隅に溜まっていたりするケースもあります。玄関や木製ドアの付近も発見されやすい場所です。
蹴り出し穴(糞孔・虫孔)があいている

蹴り出し穴とは、木材の表面に空けられた小さな丸い穴です。「糞孔(ふんこう)」とも呼ばれ、ダイコクシロアリはここからふんを外へ排出します。
穴のサイズは画鋲の穴のように小さなものからさまざまで、ふんで塗り固められている場合もあります。木材に不規則な穴が空いていたら、被害のサインと考えてよいでしょう。
羽アリ・羽が落ちている

ほぼ一年中、不定期に室内で羽アリを見かける場合は要注意です。ダイコクシロアリの羽アリは黄褐色で、体長5〜6mm、羽は無色透明です。
他のシロアリのように特定の時期に大量発生するパターンではなく、少数ずつしか発生しないため見逃されやすい特徴があります。
ダイコクシロアリの発生しやすい時期

ダイコクシロアリは1年を通して活動しており、ヤマトシロアリやイエシロアリのような明確な「発生時期」がありません。ふんの発見が被害に気づく最大の手がかりとなるため、季節を問わず定期的なチェックが重要です。
ダイコクシロアリのふんを発見しやすい時期|季節を問わず注意が必要
ダイコクシロアリのふんは1年を通じて排出されます。特定の季節に集中するわけではないため、どの時期でも油断はできません。摂食活性がもっとも高い温度帯(25°C〜35°C)の時期は、ふんの排出量も増える傾向があると考えられます。
ふんが発見されやすい場所としては、窓枠の下、柱や梁の下、家具の下や周辺、屋根裏の床面などです。とくにピアノや木製品などの家具類周辺は見落とされがちなので、意識的な点検が大切です。
掃除をしても同じ場所に繰り返しふんが溜まる場合、ダイコクシロアリによる被害を疑ってください。見つけた際は、すぐに片付けずに写真を撮影し、専門業者に相談することをおすすめします。
ダイコクシロアリの羽アリの発生時期|ほぼ一年中、不定期
ダイコクシロアリは他のシロアリとは異なり、ほぼ一年中不定期に羽アリが発生する点が特徴的です。
ヤマトシロアリ(4〜5月)やイエシロアリ(6〜7月)のように特定の時期に一斉に大量発生するパターンではありません。少数ずつ何度も群飛を繰り返す性質があるため、見逃されやすいという問題があります。
羽アリの体長は5〜6mm、体色は黄褐色、羽は無色透明です。季節を問わず羽アリを見かけたら、専門の業者による判定を受けることを推奨します。
ダイコクシロアリの被害が拡大しやすい時期|1年を通じて注意が必要
ダイコクシロアリは水場を必要とせず、木材に含まれるわずかな水分だけで生存できます。季節に関係なく1年を通じて活動し、被害が進行するため、被害が拡大しやすい時期が明確に存在しません。
もっとも活発な温度帯(25°C〜35°C)の環境下では、より活発に侵食が進む可能性があります。巣の規模は数百頭から最大でも数千頭程度と小規模で、食害の進行が遅いため、被害に気づくまでに数年かかることも珍しくありません。
ダイコクシロアリによる被害の実態と危険性
ダイコクシロアリの被害を放置すると、住宅の耐久性低下や家具への深刻なダメージにつながります。在来種と異なり、乾燥した木材や家具類が被害の対象になる点が最大の特徴です。
ここでは具体的な被害内容と危険性を解説します。
ダイコクシロアリの被害にあいやすい場所
乾燥した木材であれば、住宅のどの部分でも被害にあう可能性があります。
在来種が床下や水回りを中心に被害を与えるのに対し、ダイコクシロアリは小屋裏、2階の構造材、家具にまで被害がおよびます。鉄筋コンクリート造の建物でも、木製のドアが食害された報告があり、構造に関係なく注意が必要です。
被害にあいやすい場所は主に以下のとおりです。
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天井・屋根裏

小屋裏・天井裏は、ダイコクシロアリの被害がもっとも多い場所の一つです。梁(はり)や棟木(むなぎ)といった構造材が被害にあいます。天井から糞粒が降ってくる症状をきっかけに発見されるケースが多く、点検口がない住宅では発見が遅れがちです。
窓枠・サッシ周辺

窓枠やサッシ周辺は、羽アリが侵入しやすい場所です。窓の開閉時やサッシの隙間から入り込み、木製の窓枠が被害にあうケースが報告されています。
2階の柱・梁

在来種のシロアリは1階や床下を中心に被害を与えますが、ダイコクシロアリは2階以上にも被害がおよびます。壁の内部にある柱や筋交い(すじかい)が侵食され、壁を剥がさないと発見できないことも多いです。
木製家具・楽器

輸入家具や中古家具の中に巣があり、そのまま家の中に持ち込まれるケースが多いのも、ダイコクシロアリの特徴です。タンス、本棚、ピアノ、ギターなど木製品全般が被害の対象であり、家具から住宅本体へと被害が拡大する場合もあります。
床下・基礎部分

在来種と同様に、床下の土台や大引き(おおびき)、根太(ねだ)も被害にあう可能性があります。
基礎と土台の接合部分が狙われやすく、床がきしむ、歩くとギシギシ音がするといった症状が現れることがあります。床下点検口がない住宅では発見が遅れやすく、発覚時には広範囲に被害が及んでいるケースも多いです。
シロアリ被害がもたらす建物の耐久度低下

シロアリに食害された木材は、見た目以上に強度が低下します。野外でシロアリに食害させた木材の強度試験によると、断面が16%減少した木材の圧縮強度と曲げ強度は約半分にまで低下したというデータがあります。
木材の強度低下は、住宅全体の耐震性に直結する問題です。1995年の阪神淡路大震災や2016年の熊本地震では、全壊した建物の多くにシロアリ被害がありました。
修繕・リフォーム費用がかかる
シロアリ被害で住宅の建て替えに至るケースは珍しく、多くは被害箇所の補修・補強で対応できます。ただし、被害が広がるほど修繕費用は高額になるため、費用を抑えるには早期発見が重要です。
| 補修場所(1箇所あたり) | 相場 |
| 床下の補強(腐食した木材の交換など) | 20~50万円程度 |
| 柱の補強 | 10~50万円程度 |
| 床材の張り替え | 100〜200万円程度 |
| 柱の交換 | 100~200万円程度 |
| 建物基礎部分の補強 | 200万円以上 |
| 屋根や梁の修繕 | 200万円以上 |
シロアリ被害が軽微なうちに駆除や対策をしておけば、大規模な修繕・リフォームが不要となり、結果的にトータルの支出を抑えられます。


ダイコクシロアリの侵入経路
在来種のヤマトシロアリやイエシロアリは、土中から蟻道を伸ばして住宅へ侵入します。一方、ダイコクシロアリはまったく異なる経路で侵入するのが特徴です。
主な侵入経路を理解して、予防対策に役立てましょう。
家具・木材とともに移動して侵入

ダイコクシロアリは、家具や建材とともに移動します。輸入家具や古家具、木製の工芸品、楽器、梱包材などに巣をつくったまま運ばれてくるケースが多いです。
とくに中古家具や個人輸入した家具は、防蟻チェックがされていない可能性が高いです。近年はインターネット通販の普及により海外家具を購入する機会が増加しており、持ち込みのリスクも上昇しています。
購入時に防蟻処理の有無を確認すること、引っ越しで家具を移動する際に点検することが大切です。
近隣住宅からの羽アリによる侵入

近隣にダイコクシロアリの巣がある場合、羽アリが飛来して侵入する経路も考えられます。窓の開閉時、換気口、サッシの隙間などが侵入口です。木製の窓枠やドア枠に直接穴を空けて入り込むこともあります。
ダイコクシロアリを発見したときの対処法
ダイコクシロアリやふんらしきものを発見した場合、慌てて殺虫剤を撒くのはNGです。スムーズな駆除のためには、適切な対処が必要です。やるべきことと、やってはいけない行動を把握しておきましょう。
発見時にまずやるべきこと
ダイコクシロアリのふんや羽アリを見つけたときにとるべき行動を、順を追って紹介します。
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発生場所・ふんの写真を撮影して記録
スマートフォンなどで発生場所とふんの写真を撮影しておきましょう。後で専門業者に相談する際の重要な資料となります。
可能であれば拡大写真も撮影し、形状がわかるように記録してください。ふんに6本の縦溝があるかどうかが、シロアリの種類を判別するうえでのポイントです。
ふんや羽などの痕跡は掃除せずそのまま保管
ふんや羽は、業者が調査に来るまでそのまま残しておくのが鉄則です。シロアリの種類や被害箇所、侵入経路を特定しやすくなります。どうしても掃除が必要な場合は、一部をビニール袋などに保管しておきましょう。
付近を掃除機で吸
地表に出てきているシロアリは掃除機で吸ってしまうのがもっとも手っ取り早い方法です。シロアリは弱い生き物で、掃除機で吸えばほぼ確実に死にます。
万が一生き残った場合に備えて、吸い込んだあとは、ゴミ袋の口をしっかりと閉めて捨てましょう。
発見時にやってはいけないNG行動
対処の仕方によってはダイコクシロアリを刺激してしまい、駆除が難しくなってしまうこともあります。発見時に絶対にやってはいけない行動を解説します。
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市販の殺虫スプレーを使う
殺虫スプレーでは根本的な解決にはつながりません。巣を特定する手がかりを消してしまうだけでなく、危険を察知したシロアリが別の場所に新たな巣をつくり、被害が拡散する可能性もあります。
とくにダイコクシロアリの場合、少数の個体からでも容易に巣が再建されるため、中途半端な駆除は逆効果です。
蹴り出し穴を塞ぐ・自分で壁や天井を剥がす
被害への対処や状況の把握は、専門の業者に任せるべきです。蹴り出し穴を塞ぐと巣の位置を特定する手がかりが失われます。
また、壁や天井を自己判断で剥がすと、シロアリが危険を察知して移動し、被害がさらに拡散するおそれがあります。
ダイコクシロアリの駆除方法と費用相場
ダイコクシロアリの駆除は、ヤマトシロアリやイエシロアリとは異なる方法が必要です。
在来種に対しては、床下に薬剤を散布して侵入を防ぐ「バリア工法」や、毒餌を地中に設置して巣ごと駆除する「ベイト工法」が一般的な施工方法です。
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しかし、いずれも土壌からの侵入を前提とした工法であり、木材の内部に直接営巣するダイコクシロアリには十分な効果がありません。
ここでは有効な駆除方法と費用の相場を紹介します。
穿孔注入処理法・穿孔吹付処理法

穿孔注入処理法は、適切な直径のドリルで木材の1/2以上の深さまで穴を空け、駆除・予防用の薬剤を注入する方法です。すでにシロアリ被害にあっている木材がある場合に施工されます。
施工箇所によって穴の大きさは異なり、床下土台など普段目にしない部分は直径9mm程度、柱や玄関木枠など室内の目につく場所は直径6mm〜9mmの穴を空けて処理をおこないます。日本国内で住宅に被害をもたらす4種類のシロアリのいずれにも効果がある工法です。
薬剤の注入方法には加圧して注入する方法と、圧力を加えない方法があります。加圧する方が木材内部まで薬剤が浸透しやすいです。被害が進んでいる木材ほど薬剤が多く浸透し、被害の浅い木材では薬剤の浸透量も少なくなる特性があります。
一方、穿孔吹付処理法は、モルタル仕上げなどの大壁造の壁に直径3mm〜6mmのドリルで穿孔し、ノズルを挿入して壁内部の木材に駆除・予防剤を吹き付ける方法です。
いずれの工法も、一般的には単体で施工されることはなく、バリア工法と併せて実施されます。費用は平米単価で計算されることが多く、1㎡あたりの平均単価は1,000円〜3,000円ほどです。
| 床面積 | バリア工法 |
| 20坪 | 99,000~166,000円 |
| 30坪 | 130,000~249,000円 |
| 40坪 | 174,000~332,000円 |
※一部箇所および躯体構造によっては価格が変動する場合があります。
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燻蒸処理(ガス処理)

燻蒸処理(くんじょうしょり)は、住宅全体をシートで覆い、殺虫効果のあるガスを充満させる駆除方法です。住宅の隅々までガスが行き渡り、発見できていない巣も駆除できるため、効果は非常に高いとされています。
ただし、住宅全体での実施は隣接する建物との距離が近いと施工が難しくなります。文化財や歴史的建造物で実施されるケースは多いですが、住宅に対して施工されることはほとんどありません。対応できる業者が限られており、費用相場は明確ではありませんが、100万円以上と高額になりやすいです。
工法別の費用相場比較
ダイコクシロアリに有効な穿孔注入処理・燻蒸処理と、在来種向けのバリア工法・ベイト工法の費用相場を比較すると以下のとおりです。
| 工法 | 対象シロアリ | 30坪の費用目安 |
| 穿孔注入処理法 | 全種類(アメリカカンザイシロアリ含む) | 130,000〜249,000円 |
| 燻蒸処理 | 全種類(アメリカカンザイシロアリ含む) | 100万円以上 |
| バリア工法 | ヤマトシロアリ・イエシロアリ | 130,000〜249,000円 |
| ベイト工法 | ヤマトシロアリ・イエシロアリ | 279,000〜360,000円 |
※一部箇所および躯体構造によっては価格が変動する場合があります。
※燻蒸処理は対応業者が限られており、相場が明確でないため目安としてご参照ください。
穿孔注入処理法の費用相場はバリア工法と同程度ですが、ダイコクシロアリは1軒の住宅に複数のコロニーが点在し、被害状況によっては追加の施工が必要になるケースがあります。
ダイコクシロアリ駆除はDIYできるのか
結論として、DIYでの完全駆除は極めて困難です。
被害箇所の特定が難しく、壁内、天井裏、家具内部など目に見えない場所に巣が点在しているためです。
少数の個体からでも巣が再建される性質をもつため、取り残しがあれば被害が再発してしまいます。市販の殺虫剤やベイト剤では根本的な解決にはつながらず、完全駆除を目指すなら、カンザイシロアリの駆除経験が豊富な専門業者への依頼を推奨します。
ダイコクシロアリの予防対策
ダイコクシロアリは一度侵入されると駆除が困難なため、侵入を未然に防ぐことが最善の対策です。ただし、すでに侵入されている場合は予防よりも駆除を優先する必要があります。有効な予防策を3つ紹介します。
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輸入家具・木材の点検

輸入家具やアンティーク家具を購入する際は、防蟻処理の有無を確認しましょう。とくに古い家具、熱帯・亜熱帯地域からの輸入家具は注意が必要です。
購入後、室内に搬入する前に以下の項目をチェックしてください。
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不安がある場合は、専門業者にチェックを依頼することをおすすめします。引っ越しで家具を移動する際も、あわせて点検しましょう。
定期的な住宅のセルフチェック

季節を問わず月に1回程度、以下の場所を確認する習慣をつけることが重要です。
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砂粒状のふん(表面に6本の縦溝があるか)、木くず、羽などがないかを確認してください。
不審な点があれば写真を撮影し、業者に相談しましょう。ダイコクシロアリは一年中活動するため、特定の季節だけではなく通年でのチェックが必要です。
駆除業者による定期点検
ダイコクシロアリの被害が多く発生している沖縄県などの地域では、専門業者による定期点検を受けることを推奨します。
年1〜2回の点検で早期発見をし、被害が拡大する前の駆除が理想的です。とくに築年数が経過した木造住宅は、定期的な点検をおすすめします。
ダイコクシロアリに関するよくある質問(FAQ)
ダイコクシロアリについて多く寄せられる質問と回答をまとめました。疑問や不安の解消にお役立てください。
ダイコクシロアリは冬でも活動する?
はい、年間を通じて活動が可能です。
とくに活発になる気温は25°C〜35°Cですが、住宅の室内は温度が安定しているため、冬の時期でも活動を継続します。ヤマトシロアリやイエシロアリのように冬場に活動が鈍化することはほとんどありません。
ダイコクシロアリは本州にもいる?
現時点では、ダイコクシロアリの生息地は奄美大島以南の南西諸島と小笠原諸島に限られており、本州への定着は確認されていません。野外での分布北限は「1月の平均気温が10°Cのライン」と一致しています。
ただし、冬場に暖房を使う室内環境であれば北限ラインより北の地域でも生存できる可能性があり、輸入家具を通じた、被害地域拡大の可能性もゼロではありません。
ダイコクシロアリの羽アリはいつ発生する?
ダイコクシロアリは他のシロアリとは異なり、ほぼ一年中不定期に羽アリが発生します。
ヤマトシロアリ(4〜5月)やイエシロアリ(6〜7月)のように特定の時期に一斉に大量発生するパターンではありません。季節を問わず羽アリを見かけたら、ダイコクシロアリである可能性が高いです。
ダイコクシロアリに噛まれることはある?人体への害は?
ダイコクシロアリが人間を積極的に噛むことはほとんどありません。職アリには噛む力がほぼなく、兵アリに噛まれた場合でも軽い痛みを感じる程度です。
シロアリ自体に毒性はなく、仮に噛まれても人体への直接的な害はありません。
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ダイコクシロアリ駆除に保証はつく?
在来種のシロアリ駆除では5年保証が一般的ですが、ダイコクシロアリは完全駆除が困難なため、保証がつかないケースが多いです。少数の個体からでも巣が再建され、再発リスクが高いことが理由です。
保証内容は業者によって異なるため、契約前に必ず確認しましょう。
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まとめ
ダイコクシロアリは熱帯・亜熱帯地域を原産とし、世界の熱帯各地で恐れられているカンザイシロアリの一種です。日本国内では奄美大島以南の南西諸島と小笠原諸島に分布し、現在のところ被害は沖縄県に集中しています。
土壌との接点をもたず、水場も必要としない生態が最大の特徴です。蟻道をつくらないため、従来の点検方法では発見が難しく、床下だけでなく小屋裏・2階の構造材・家具(ピアノや木製品など)まで住宅全体が被害の対象となります。
発見のための手がかりは、砂粒状のふん(俵状・表面に6本の縦溝・長径約1mm)です。
ふんや羽アリを発見した際は、市販の殺虫スプレーは使わず、写真を撮影したうえで速やかに専門業者へ相談してください。ダイコクシロアリの被害は早期に発見し、適切な駆除を実施することが、住宅を守るための最善策です。
シロアリお助け本舗では、無料の調査・診断を実施しています。不安を感じたら、お気軽にご相談ください。









